33話 ページ34
轟side
「Aさん、昨日はどこに行った？」
俺は昨日と変わらずにAさんに聞いた
おれが彼を下の名前で呼んでいることを驚いたのか
クラスの連中はこっちを見つめた
「轟君、他の生徒もいます
その呼び方はやめてくれませんか？」
この人の事だからきっと、他の生徒に贔屓だと思われる
様な事はやめろという意味なんだろう
「俺は兄さんに代わりにはなれねぇのか？」
Aさんは、いつも今は亡き兄さんに固執している
彼を幼い頃からよく知る人物はそう言うだろう
「焦凍、言っていい事と悪い事がある」
Aさんの口調が崩れた
昔彼が、俺のことを読んでいた名称だった
何かが、彼を動かした
その何かはきっと昨日辺りにあった事で間違いないと
確信をした
「おい、待てよ！」
俺の静止を聞かずにAさんは寮を出た
これじゃぁおれが、ただのしつこい奴だろ
だが、俺はAさんの役に立ちたいという気持ちが強かった
彼が今までしてくれていたように
「Aさん！待ってくれ」
俺は彼を追って寮を出た
俺のその声を聞いてか、歩ませていた足を止めた
「…さっきはすまなかった
俺は少しでも貴方の役に立ちたいんです
今までの貴方がそうであったように
何かあったんですか？」
「…私こそすみませんでした
その気持ちだけで私は充分ですよ」
Aさんはこれ以上は踏み込むなという意味を込めたのか、俺をじっと見つめた
「なら！俺じゃない奴にでも相談はしてくれ」
「…考えときます」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
仮免を飛ばしたいと思っています
そして、ここからはオリジナルで進ませ頂きたいと思って
います。
また、そのストーリーを考える為、更新する頻度が少なく
なってしまうと思われます
それでもよろしいという方は読んで貰えると嬉しいです
いつも、たくさんの評価、お気に入り登録など
励みになっております…！
これからも頑張っていきたいと思いますので、
よろしくお願いします
快晴より
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 64人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
快晴(プロフ) - はとさん» そう仰って頂き本当に嬉しいです…！！ (2022年8月7日 22時) (
レス) id: 65a645354a (このIDを非表示/違反報告)
はと - 快晴さん» うわぁぁぁ！ありがとうございます‼ いや、大分分かりやすいですよ、この説明。いや〜わざわざありがとうございます…感謝ぁ☆ (2022年8月7日 22時) (レス) @page1 id: d15a86ccaf (このIDを非表示/違反報告)
快晴(プロフ) - はとさん» 少々手間がかかりますが、プロローグの方で容姿の説明をさせて頂きました！説明が下手くそですみません… (2022年8月7日 19時) (レス) id: 65a645354a (このIDを非表示/違反報告)
快晴(プロフ) - コメントありがとうございます！ 了解しました、配慮が足りずすみません。 書かせて頂きますね…！ (2022年8月7日 15時) (レス) id: 65a645354a (このIDを非表示/違反報告)
はと - あの…私のスマホの問題なんだろうと思うんですが、ピクルーが見れないんです。容姿の詳細を書いていただけないでしょうか…？ (2022年8月7日 15時) (レス) @page1 id: d15a86ccaf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：快晴 | 作成日時：2022年7月17日 14時
