8.話題の魔女 ページ9
ヒースクリフside
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ファ「A…？聞いたことないな、有名じゃないってことはそこまで強い魔法使いじゃないってことじゃないのか？」
ネ「それがすごい魔力というかオーラというか…」
シ「面白い、今度相手してもらおう」
ヒ「やめときなよ…」
すごい魔力って言うんだから相当な力は持ってるんだろうな…
優しい人ならいいんだけど…
人の気配がして後ろを振り向くと賢者様が全速力で走ってきているのが見えた
賢「ﾊｯﾊｯ…ﾊｧ…皆さんお待たせしました！すみません遅れちゃって！」
ファ「行くとするか、賢者」
今日は中央の国にある、有名な店の商品が毎夜大量に減っている事件を調査しに行く
…………
……
夜に人が入ったと言う目撃者も見つからず、見張っていても誰も盗って行ったりしていないみたいだった
ファ「これは…」
先生が商品に手をかざすと何かを感じとったように声をもらす
ファ「時間になると水になって溶ける魔法がかけられているな」
シ「つまり…？」
ネ「つまり夜になると水になって朝になるまでに蒸発しちまうから証拠も何も無いってわけか」
ヒ「でも、1度は水浸しになるってことは店の人は気づいてるんじゃ…」
何となく全員が察した瞬間、店の奥から店主に話を聞いていた賢者様の声が響いた
賢「わぁぁ！待ってください、待ってください！やめてください！」
ファ「賢者！！どうした！」
走り出した先生の後を追って俺たちも走り出した
「賢者様に刃物を向けたな…」
店主「ひぃっっっ！！！殺さないでくれ！！」
賢「ちょ、Aさん落ち着いてください！かすり傷だけで済んでます！大丈夫ですから！」
「大丈夫じゃないだろう、手のひらをこんなに深く…」
駆けつけた先には話の話題に出てきた魔女が賢者様を庇いながら立っていた
魔女の目線の先には刃物を魔女と賢者様に向けてガタガタと震えている店主がいた
ファ「…！？…貴様…」
先生は魔女に驚きながらも賢者様に怪我をさせた店主を睨みつけていた
優しい先生だと関心するのと共に賢者様が怪我した事実に怒りを覚えていた
《サティルクナート・ムルクリード》
先生が呪文を唱えると店主の手から刃物が消えた
その瞬間に魔女がこちらを見て口を開く
《レティステレ・インサニアス》
東の魔法使いたち「は？」
その瞬間、賢者様以外の全員がみえない何かに縛られ倒れ込んだ
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雪女 - 更新楽しみにしてます (3月6日 16時) (
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作者名：f | 作成日時：2024年2月12日 23時
