こんにちは、賢者の魔法使いにしてください。【まほやく】 (ページ6)

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5.食べ方をページ6

Aside
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完治したがフィガロという医者に

賢者様の命の恩人がまだ心配だからもう少しみたい

との事でもう少しここに留まることになった。

賢者様か…

あの髪、あの目…確かに酷似している…

あいつじゃないのか？

？「…そこのあんた」

「…なんだ…」

？「あれっ……賢者さんの命の恩人じゃねぇか、髪切ったのか？わからなかった、わりー…その、もう大丈夫なのか？」

「誰だお前…」

？「あぁ、そうか、俺は東の魔法使いネロだ」

「東…いや、お前は…東じゃない…」

ネ「……よくわかんねぇけどよろしくな、栄養あるもの作ってやるからこっちに来てくれないか？」

「わかった、そうだ、ネロくん…

ネ「ん？」(いやそのキャラで''くん''つけるのかよ！？)

「綺麗な髪の女に会いたいんだ…とても綺麗な…」

ネ「あ、あぁ賢者さんのことか、後で呼んでおくよ」

「ありがとう…」

…………

………

ｶﾀｯ…

ｺﾄｯ…

ネ「はい、熱いから気をつけ………っ！？」

前に出された料理の美味しそうな見た目と香りに我慢が出来なくてつい鷲掴みで口に入れてしまった

「う、美味い、なんだこれは…！美味しい…！」

ネロはギョッとするなり慌てて私の手を拭いてじっと見た

「なんだ、食しているところを…手が無いんじゃ食べれない、離してくれないか」

ネ「いやいや熱くないのかよ！？…火傷はしてないな、これ使って食えよ、ほら」

差し出されたのは料理の隣に置いてあったスプーンだった

「…持ち方を忘れたような…」

ネ「……」

ネロは大きく目を見開くと不思議な顔をしながらも持ち方を教えてくれた

「おぉ、凄いな…ありがとうネロくん」

ネ「どういたしまして、そうだ賢者さんを呼んでくる」

「…ありがとう」

と言ったが食べ終わってしまった。

待っているのが退屈だ、先に会いに行くか…