こんにちは、賢者の魔法使いにしてください。【まほやく】 (ページ13)

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12.弱体化にも程があるページ13

ス「と言ったが監視するどこではなく、世話をすることになってしまったのう」

ホ「こんなことがあるとは…」

ス「不思議なこともあるものじゃ」

ホ「あの娘が約束や契約を破っていないにも関わらず…」

ス・ホ「人間同然になってしまったとは…」

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賢者side
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これは遡ること1時間前…

賢「シュガーしか作れなくなった！？」

「…回復力はあるものの形がこんなにも崩れてしまう、味も保証できない」

賢「なん、なんでこんなことに」

ミ「あなた魔力弱くなってきてましたもんね」

いつの間にか来ていたミスラがAさんの顔をじっと見ていた

賢「約束を破ったりしてしまったんですか……？」

「いや、約束などしていないし契約もしていない」

ミ「あはは、死んだも同然だ」

「……」

賢「ちょ、ミスラ…」

ミスラは笑ってAさんの腕を引っ張りあげた

ミ「俺より強いのはムカつきますし」

「痛い、離してくれ」

賢「ミスラその手を離してあげてください」

焦りながらもミスラの腕を掴んでAさんを離してもらおうとしてもなぜかミスラは手を離さなかった

ミ「嫌です、俺の勝ちです」

「お前と勝負していた記憶はないんだが」

ﾊﾞﾝｯｯ

？「その手を離せミスラ」

声が聞こえたのだろうか
助けてくれる声が聞こえて顔を向けるとそこにはカインが立っていた

カ「嫌がってる、それに痛がってるじゃないかもっと優しく触れてくれ折れそうだ」

「そんな弱くないと思うが…？」

ミ「弱いですよ、今俺が少し力をいれれば貴方の手首なんて折れます」

賢「や、やめてください！Aさんは女性ですよ！」

ミ「はぁ……関係ないです」

カ「関係あるさ…とにかく1回手を離せ」

少し黙ってAさんの目を見たあと手をパッと離し席に座った
わからないけど、女性として少し見てくれたのかもしれない

それにしてもミスラをこんな感じにさせるなんて相当Aさん強いんだろうな…

ｶﾞﾁｬｯ

ス・ホ「そなたら、よく寝れたかの？」

朝食を食べに来たのかスノウとホワイトが入ってきた

賢「スノウ、ホワイト…おはようございます…」

ホ「賢者ちゃんおは…？…そなたから魔力がほぼ感じられない」

ス「ほとんど感じないのう、？」

「シュガーしか…全て魔法でこなしていたからほとんど何も出来なくなってしまった」

ス・ホ「なんと！？」

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