無口な先生2【ぼんちゃん】【レオナード】

【ついてない】☆ ページ15

Aside



ここどこ！？



うーん…見覚えがあるような…



あっ！200年前だ！



でも…なんで…？



『おーい！誰かいますかー！』



此処は…誰かの家の中かな？外へ出てみよう…



あれ…？出れない…



レオ君とかはいるのかなぁ…



「起きたか…」



『だ、だれっ！？』



「僕はレオナード！よろしくな！」



『れ、レオ君…』



いや待て…レオ君は200歳…なんでこんなに成長してるの？だいたい15歳くらい…



『(ま、まさか…タイムスリップ…？誰かに金属バットで殴られたのに…)』



「おねーさん怪我してるぞ？」



『あっ…』



やっぱり傷は出来てたんだ…



「僕が手当てしてあげるからこっち来いよ！」



『う、うん…』



それにしても！なんで！私の昔の身体になってるの〜！？



これは…15歳くらいの格好かな…？



今よりももっと幼い身体だなぁ…



「おねーちゃん、届かないから抱っこしてくれ。」



『はいはい…これでいい？』



「……よっと！できた！」



此処に天使がいるぞい…



『今日って何年何月何日？』



「おねーさん何言ってるんだ？今日は1219年8月9日だぞ？」



え…前にタイムスリップした日の1日前じゃん…あの悲劇を止めろとか…



いや、それ以前に過去を変えたらダメだし…



「それより、おねーさんと一緒にいた人達って置いてきたが大丈夫だったか？」



『え…置いてきちゃダメー！今すぐ連れてきて！』



「あ、あぁ！」



一瞬だった足早っ！



『おーい？レオ君？ネロ君？エレナちゃん？メフィスト先生？起きてますかー？』



レオ 「う…あっ！？お、俺の昔n…んぐぐ！」



『私達、タイムスリップしたみたい…だからこのことは黙ってて！』



メフィ 「ん…あっ…」



『今日は200年前の8月9日！分かるよね？？？とりあえずここから出ないと！』



「え…出るって出れ…ないな。」



メフィ 「強力な結界…これを壊すのは…ネロ君達が起きてないうちだよ…レオちゃん…」



『レオナード君はちょっと自分の部屋に戻ってくれる？おねーちゃん達が何とかしてあげるから！』



「あ、あぁ！」



『はい、やるのは今のうち…それともネロ君達が起きてあれを見てもらいたい？』



レオ 「わかったっつーの…はぁっ！」



『うわぁ…いつ見ても凄い…』



一瞬で結界が壊れた…



ネロ 「せ、先生…？」



『あっ……』



ネロ 「随分子供っぽいですね…」



あ、そっちね…

【まだ大丈夫】☆→←【いっそのこと】☆

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