ぶりっ子じゃなきゃダメなんです

説教♪（めんどくせぇー ページ7

夢主side

うん。

説明はめんどくさいから省くよ。

どうせみんなタイトルでわかってくれてるでしょ？((

何時間だと思う？

今、絶賛記録更新中だよ。

かれこれ三、四時間。

相変わらず国木田さんは何か騒いでる。

国木田「だからお前は何故いつもそうなのだ！探偵社員になったなら、しっかり自覚を持ち、社員で助け合え！！」

うるせぇ〜

太宰さんの気持ちもわかる。

これでよくいつも遅刻できるな。

国木田「だから！お前はいつも仕事態度が『悪い。』」

国木田さんに重ねちったよ。

『仕事態度が悪い、要領が悪い。探偵社員に媚びを売る。』

国木田「…」

国木田さんがビビってるー((棒

『そんなことわかってますよ！！』

武装探偵社員「？！」

みんな驚いてるよ、そりゃそうだろう、普段声を荒げない奴がなんかめちゃくちゃ怒鳴ってるんだもん。

でもこいつら鬱陶しいし。

『私の母親は、私が物心の着いた6歳ぐらいの時に知らん男を作ってきて駆け落ちした。それに怒った父親が、日々私に暴力を奮った。』

武装探偵社員「･･･」

『だから？だからなんなんですか？』

『私の家庭事情のせいで、学校でも居場所がなかった。施設でも、街でも、家でも私の心にも！居場所は無かったんですよ！』

武装探偵社員「･･･」

私は声を荒げて話し続けた。

『もしかして、同情してます？可哀想だなぁと思ってます？そりゃおめでたい頭だなぁ。普段嫌悪感を抱いていた奴が、本当はめちゃくちゃ可哀想だったんですもんね？でも、そんなんどうでもいいんですよ。』

国木田「み、水野？」

『失礼しました。私、化粧が落ちたんでもう帰ります。丁度定時の時間だし。』

普段は絶対に帰らせてくれない理由でも、今の国木田さんは、「あぁ。」と言って通してくれた。

でも、どうしよう…

話しすぎたァ！！

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