50話 ページ1
女子「えー?Aちゃん帰るの?」
A「うーん、ちょっと別の用ができちゃったんだ、楽しんでね」
今まで彼女を気にも留めてなかった女の子が急に話しかけてきても、優しい笑顔を崩さずに対応したのは本当にすごいと思う。まぁ俺は、他の男と一言も話さなかったけどな。約束通り、あいつに奢ってもらったし俺としてはいいんだけど。…って、別の用事、って俺との飲みって解釈でいいんだよな。
A「…さて、どこ行きますか!」
お酒のせいか少し頬を赤らめながら俺に笑いかける彼女は本当に可愛い。俺は家の近くの馴染みの大将がいる居酒屋に入り、カウンター席で飲むことにした。
A「あ、そういえば名前って…」
キヨ「忘れてたっすね、俺は__です、キヨってみんなから呼ばれてるんでそれでお願いします」
A「私はAAです、お好きなように呼んでください、よろしくお願いします」
改めて自己紹介をして、お酒を頼んだ。俺の家の近くの居酒屋だからってやましい気持ちはなくて、例えばめちゃくちゃ酔ってフラフラになったときに直ぐに運び入れるため。
キヨ「つーか、さっき話してるときも思ったんすけど、タメですよね、多分」
A「あー、幹事の方と同い年…?なら、私も、タメですね」
お互いをAちゃん、キヨくんって呼び合う、タメ口で話し合う仲になった。
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*:まりな:*(プロフ) - こちらこそ、いきなりタメは失礼すぎましたね…深夜テンション怖いです。笑でもほんとに面白いですね! (2020年4月19日 3時) (レス) id: ce0c123210 (このIDを非表示/違反報告)
ぽる。(プロフ) - *:まりな:*さん» わー!そう言っていただけてうれしいです!ありがとうございます(;_;) (2020年4月14日 2時) (レス) id: 3842b3f5d9 (このIDを非表示/違反報告)
*:まりな:*(プロフ) - お?なんだこれ?感動じゃん?ん?いい話しすぎるよね?えぇ?えっ、(引いてる) (2020年4月14日 1時) (レス) id: ce0c123210 (このIDを非表示/違反報告)
美樹(プロフ) - 888888最後まで一気に読んでしまいました。ありがとうございました! 最後めっちゃ感動しました! (2019年8月22日 11時) (レス) id: 6a8c46f535 (このIDを非表示/違反報告)
ぽる。(プロフ) - lucoさん» ヒィ…本当にありがとうございます!終始嬉しい言葉だらけです(;_;)rtさんの方も全力で書かせていただきます、よろしければ完結したときにでも読んでください! (2019年4月6日 5時) (レス) id: bb0f926a5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽる。 | 作成日時:2019年2月6日 0時