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103話 ページ3

ヒラside

ヒラ「その日はほとんど潰れちゃったからAちゃんがこーすけに相談して、数日後の半日デートと、家デート許してもらったんだ、そんときにゲームしただけだよー」

今まで言ってなくてごめんね、とAちゃんが付け加える。フジもキヨも、そんなに牙向けなくたって、俺はお前らに勝るようなデートなんて普通にしてもできないから、ハンデをあげてやった、くらいの気分でいてくれればいいのに。

キヨ「うーん、グレーゾーン」
フジ「家デートおっけーなら俺も祭帰り寄れたじゃんか!」
こーすけ「それは夜遅いしダメだよ、つーかヒラだからいいかなって感じだし」

ジャッジメンはこーすけなので、こーすけの言うことは絶対だ。…それにしても、ヒラだからいいかな、ってどういう意味だろう。変な気を起こさなそう、とか?さっき思ったみたいにハンデとして?

フジ「ヒラだからいいかなってどういう意味だよ」

そう半笑いで言ったのはフジだった。不平等を訴えてるのではなく、俺の心中を察してのことだろう、となんとなく分かった。…俺は今、フジにとって敵なはずなのに、やっぱり優しいなあ。

ヒラ「まーまー、許してよー」
フジ「でも今の言い方…、だな、別にいいわ、家デートなんかしなくても実力で勝ってやる!」

喧嘩みたいな雰囲気になりたくないので声をかけるとフジは少し食い下がろうとしたが、俺の表情を見たのかなんなのか、すぐに納得してそうまた楽しい雰囲気にしてくれた。

こーすけ『ヒラ、ごめん…俺無神経すぎたわ』

そうLINEがきたので 直接言えよ笑 とだけ返して、そのまま他愛のない会話を続けた。俺が許してること、こーすけにも伝わってる。

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設定タグ:最終兵器俺達 , 実況者 , ヒジキ   
作品ジャンル:恋愛
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ぽる。(プロフ) - setuna7014さん» うあー!コメントありがとうございます!そう言ってもらえるなんて…本当に嬉しいです!ありがとうございます! (2019年1月3日 10時) (レス) id: ea71c9b9a1 (このIDを非表示/違反報告)
setuna7014(プロフ) - めちゃんこ好きです…もーなまら泣きそうです…評価せずにはいられなかったですー! (2019年1月3日 5時) (レス) id: 9c6758aed7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽる。 | 作成日時:2018年12月25日 3時

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