112話 ページ16
A「私、前に駅前で2人を見かけたことあります…って、え?まじ?2人きりのときで雰囲気的に修羅場っぽくなかったら話しかけてくれていーよ?」
ヒラ「俺らどうせ暇だしねー尾行とかしなければいいよー話しかけてねー」
コメントを拾いつつ、2時間くらい雑談をしたところで、そろそろ最後の質問に答えよう、となった。
ヒラ「あっ!俺これがいい!!ヒラのどこが好きですか?だって!!!」
俺がそのコメントを見つけた途端にそう叫ぶと、Aは嫌がる顔をしつつも、うーん、と考え込んでくれた。…考え込まないと、好きなとこ出てこないの?やばくない?嫌われてるくない?
A「…ごめん、今考えたんだけど全部好きだわ。強いて言うならいつも家に行くと、無事に来てくれてよかった、って笑ってくれるところが好き」
俺から吹っかけた話題のはずなのに、俺は黙ってしまう。…なんだこれ、思った以上に恥ずかしいぞ。コメント欄でも ヒラやさしー とか Aめっちゃよく見てるー とか、優しいコメントばかりで逃げ場がない。
A「何でたじろいでんの…で、ヒラは?私の好きなとこ」
ヒラ「…ぜ、ぜんぶ」
A「強いて言うなら?」
彼女はいたずらっ子のようなニヤりとした笑みを向けてきた。…いつまで経っても、Aには敵わないわ。
ヒラ「…笑顔が可愛いとこ」
A「いやベタかよ!」
とか言いつつ、俺もAも、真っ赤な顔。2人で目を見合わせて笑ってしまった。
…俺を選んでくれて、ありがとう。
end
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あのとき、ヒラの元へ行って、幸せでしたか?
やり直す(他ルートを辿る)
満足した(あとがきへ行く)
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ぽる。(プロフ) - setuna7014さん» うあー!コメントありがとうございます!そう言ってもらえるなんて…本当に嬉しいです!ありがとうございます! (2019年1月3日 10時) (レス) id: ea71c9b9a1 (このIDを非表示/違反報告)
setuna7014(プロフ) - めちゃんこ好きです…もーなまら泣きそうです…評価せずにはいられなかったですー! (2019年1月3日 5時) (レス) id: 9c6758aed7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽる。 | 作成日時:2018年12月25日 3時