111話 ページ15
ヒラside
俺がいま、こうやって彼女の隣で笑えているのは何故だろうって考えた。…そして、昔、この未来を望んでいた自分がいたことも思い出した。
半日デート券、とかいうフザけたネーミングの紙切れのおかげで今があると言っても過言ではないだろう。
ピンポーン
A「遅れちゃってごめーん」
ヒラ「もういつものことだから気にしないよ、無事に来てくれてよかった」
今日も彼女はコンビニ袋を引っ提げて笑顔で家に入ってくる。人が来ると分かっていて鍵を開けているし、なんなら合鍵も渡しているはずなのに、わざわざチャイムを鳴らしてくる。
A曰く、ヒラがドアを開けて迎え入れてくれるのが好き、らしい。…俺はその言葉が嬉しくて、面倒に思わずにチャイムが鳴るのを楽しみにしている。
約束の時間になり、YouTubeライブを始める。
A「はぁい、最終兵器俺達Aです…みんな来んの早くない？」
ヒラ「それなー、予告したの昨日の夜中なのにすごい、ありがとう」
そうして少しだけゲームをして、雑談に入る。
A「…Aとヒラ2人って珍しくない？って、高校からのカレカノですけどー」
ヒラ「まあ確かに、2人になると配信とかより…フツーに買い物とか行っちゃうもんね」
惚気乙ｗｗｗｗｗとコメントがたくさんくる。キヨとかフジとかには惚気づらいからこういうとこで発散しないとね！
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ぽる。(プロフ) - setuna7014さん» うあー！コメントありがとうございます！そう言ってもらえるなんて…本当に嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年1月3日 10時) (
レス) id: ea71c9b9a1 (このIDを非表示/違反報告)
setuna7014(プロフ) - めちゃんこ好きです…もーなまら泣きそうです…評価せずにはいられなかったですー！ (2019年1月3日 5時) (レス) id: 9c6758aed7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽる。 | 作成日時：2018年12月25日 3時
