ハイキュー恋愛短編集part6

孤爪研磨＆福永招平と。 ページ14

A「…招ちゃん？どうした？」

幼馴染みの招ちゃんが帰り際、私のマフラーの先の方を掴んで引っ張ってきた。…普段あまり学校では話しかけてくれないのに、と驚くが素直に嬉しいので私も優しく対応する。

福永「帰ろ」

…そう一言。私は今帰ろうとしていたのを引き止められたんだよね、なのに帰ろってどういう…あ、一緒にってことか！

A「じゃあ一緒に帰ろっか」

そう足りない言葉も補完しつつそう言う。帰る約束をしていた友達を断って、招ちゃんと歩いていると、下駄箱で孤爪に会う。目が合ったので思わず適当に話しかける。

A「部活？頑張ってねー」

…いや私何言ってんだ、招ちゃんの部活がないのにあるわけないじゃん。慌てて訂正しようとすると孤爪は小さく笑った。

孤爪「2人で帰るの？」

ぼそぼそとそう聞いてきたので頷くと、孤爪は何かを言いたそうな顔をしてくる。

A「3人で帰るー？久々に孤爪の家でゲームしない？」

私は私なりに孤爪の表情の意味を捉えてそう提案した。すると、孤爪は優しい顔で頷いた。

3人でゲームとか久しぶりだなあ。2人とも無口だから私だけうるさくて申し訳ないけど、私まで口数が減ったら空気が重くなる気がして、わざとにこにこして声張り上げて余計なことまで口に出してみたりしてるんだよ。

…私は3人でいるのが好きだから。

今のところはね。

end

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よくわからない感じになってごめんなさい…取り合いとかじゃなくなってしまった…。一応福永と研磨どちらもAさんのことか好きで、Aさんも気付きつつあるけど、敢えて本人から言われるまでは今のままでいよう、って考えてる…みたいな感じです！

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