検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:51,851 hit

27話 ページ27

キヨside

フジもわかりやすくて面白いなあ。Aちゃんが好きで、嫉妬してるのがすぐわかる。だからこそ俺は仲良しアピールとかしてしまいたくなってしまう。

…てかAちゃん、図太いな。俺昨日呼び捨てして抱き着いたんだよな、え、なんであんな普通に接してられるんだ、天然か、可愛いな。そう思いながら俺から逃げて少し前で手を繋いでいるフジとAちゃんのところに駆け寄る。

A「朝!なんてこと言うんですか!」
キヨ「感謝を伝えようかと思ってさ」

休み時間、いつものように教室の入口付近で話す。都合よくフジは他の人に捕まっていてこちらをチラチラと見るが、来れていない。かわいそ。

A「昨日フジに止められたのに勝手に行ったんですよ!だからバレたら怒られちゃいます…」
キヨ「え、止められたの、なんで」

Aちゃんが言うには風邪がうつったらまずいから、みたいなことらしいけど、俺からしてみればそれよりも俺の家にAちゃんが入るのを避けたかったようにすら思える。

A「フジには秘密ですよ!」

フジがやっと他の人に解放されてこちらへ向かってきたときにそういたずらっ子っぽい笑みを浮かべながら言われてなんだかそれすらも可愛いと思えてしまう。

少しフジとAちゃんが思い出話に花を咲かせ始めたので、通知は来てないかとスマホを見る。

28話→←26話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
90人がお気に入り
設定タグ:最終兵器俺達 , フジ , キヨ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぽる。 | 作成日時:2018年10月21日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。