検索窓
今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:51,854 hit

25話 ページ25

キヨ『ありがとう!だいぶよくなった。スープうまかったし、まじで色々助かったわ』

少しどういった内容にするか悩んだが、いつも通りのテンションに留めておいた。たぶん、家に来てくれたときに何かしらの醜態を晒したんだろうし、文面でくらいしっかりしておきたかった。

A『あ!おはようございます!よかったです〜明日は来れそうですか?』
キヨ『今の調子だったら行ける。つーか寝ぼけた俺が可愛いとか書いてあったけど、なんかした…?』

すぐに既読がついたがなかなか返ってこない。メモ書きに残せるほどのことで、LINEでの態度的にもよっぽどのことはしていないと踏んでいたのだが、少し心配になる。

A『呼び捨てで呼ばれて、髪を触られて、ほっぺをつつかれて、もっとくっつこーって抱き締められました!!!緊張しました』

返答を見て目を見開いてしまう。…夢じゃなかったのか、あれ。でもほっぺつついたとこまでは覚えてるけど、抱き締めたとかは正直夢でも覚えてない。そんなことをしてもこんなに明るくLINEをしてくれるのは、受け入れてくれてるから…?それとも、脈が無いのか。

キヨ『え??!!!?まじで!!?ら?ごめんな!!!!!!!』

そう返してからまた眠気が来てしまった。朝起きて、体はずいぶん楽になっていたので、念のために熱を測ると、平熱になっていた。

A『送信を取り消しました』

一通、意味深なLINEが来ているのには気付かずに。

26話→←24話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
90人がお気に入り
設定タグ:最終兵器俺達 , フジ , キヨ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぽる。 | 作成日時:2018年10月21日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。