翔んで流星街！【H×H】 (ページ5)

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翔んで4話ページ5

「よお、怪我はねーか？」

『あ、えと、多分大丈夫…です。』

「コイツらは俺が締めといたから安心しな。」

『ありがとうございます。』

「まあでも、ここの連中は生きる為にみんな必死なんだ。だから大目に見てやってくれ。」

『まぁ、未遂に終わりましたから別に良いですけど…。』

「ありがとよ！お前いい奴だな！それより立てるか？」

『無理です。体が全く動かせなくて…。近くの病院まで運んで貰えると助かるんですけど…』

「あー、ここには病院はねぇんだ。代わりにアジトに連れて行ってやるよ。」

病院は無いのか…。それよりアジトって…？？

『アジト？あなたは何者なんですか？』

「俺はウヴォーギン。幻影旅団のメンバーだ。お前の名前は？」

『A=アムニスタです。あのー幻影旅団？ってどういったグループなんですか？』

「俺達は盗賊さ。世界中のお宝を掻っ攫うんだ。どうだ、楽しそうだろ？」

何だってー！！！('ﾛ'('ﾛ'('ﾛ'('ﾛ' )
ととと盗賊？！え、この人ヤバいんじゃ…

『あ、いや、あんまり興味無いです…。』

「そうか？盗賊は楽しいぞ～。Aもやってみりゃ楽しさがわかるぜ、きっと」

『いえ、結構です。』

「そりゃあ残念だな…。おっとこんな所で長話は良くねぇな。よっこらせ、っと。
何だお前、軽すぎるぞ。ちゃんと飯食ってんのか？」

『(お姫様抱っこ…！！)ちゃんと毎日食べてますよ。』

「ならいいけどよ…。それより、その、敬語で話すのやめてくんねえか？どうも歯痒いぜ。あと俺のこともウヴォーでいいぞ。」

『わかりまし…わかった。じゃあアジトまで運んでもらえる？』

「んじゃ、全速力で行くぜ！しっかり捕まってな！！」

『いや、待って、体動かせない……ひぃああああ！！！！！』

あまりの速さにまた気を失いそう……