5話 ページ6
＿＿翌朝＿＿
ジンペイ「おっはどーんっ！！」
謎のかけ声と共に扉を蹴り破るジンペイ
中にはちょうど身支度を終えたAの姿があった
彼に気づいたAは立ち上がって微笑む
貴方「あ、ジンペイ君、おはよう」
ジンペイ「おはよー！今日も絶好調でかわいいな！！(←)
早く食堂行くぞ！今日は月に一度のバイキングだから！」
貴方「あ〜分かった分かった;」
袖が伸びそうになるほど強く引っ張って駄々をこねるジンペイをなだめ
2人で食堂に向かった。
＿食堂＿
食堂で配膳されてる食べ物を選び、席に戻ったところで
Aがマタロウの姿がないことに気づく
貴方「あれ？そういえばマタロウくんは？」
コマ「さぁ……？呼びかけても返事なかったし、昨日夜更かしでもしたんじゃないかな？」
ジンペイ「そんなことよりエビマヨ春雨餃子パン食べようぜ！」←
フブキ「ジンペイ君……;」
結局、朝ご飯を食べ終わったあと、マタロウを置いて4人で宿舎を出た
貴方「マタロウくん、置いてって大丈夫だったのかな……」
ジンペイ「マタロウの話ばっかすんなよ」
何やらムスッとしたジンペイが唇を尖らせて言う
貴方「それでもし、マタロウくんが遅刻したら可哀想だよ」
コマ「きっと大丈夫だよ。まだまだ時間はあるし」
貴方「でも、」
コマ「あーもう！早く行こ！！」
貴方「えっ？ちょ、ちょっと！;」
いつまでもマタロウの話をするAにイラッときたコマ
手を掴まれ引っ張ってくるコマに困惑するA
「コマくん抜け駆けズルい！！」と叫びながら走るジンペイ
そして「醜い嫉妬ね……;」と呆れながら3人の後を追いかけるフブキであった。
＿YSPクラブ部室＿
部室に着き、しばらくグダグダしているとバケーラ、ゴロミ、チアキも入ってくる
ヒマを持て余し退屈していたみんなは黒◯げ危機一髪らしきもので遊んでいると
マタロウ「ジンペイく〜ん！Aさ〜ん！！;」
扉が勢いよくスライドして、酷く慌てた様子のマタロウが飛び込んできた
マタロウ「大変だ！;」
貴方「マタロウ君！」
ジンペイ「なんだよ？そんなに慌てて」
マタロウ「学校にくる途中、ジンペイ君とAさんを見たんだ！;」
貴方「え？」
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