48話 ページ50
アウト判定となった者たちは校庭に集められた
スグルはメガホンを手に持ち、大きな声で喋り始めた
スグル「お前たちは全員新ルールにもとづく風紀チェックでアウトの判定となった
よって諸君には、品位を身につけてもらうべく
スパリゾートで24時間サウナ生活を行ってもらう!」
マタロウ「24時間サウナ……?!」
コマ「そんなの死んじゃうよ!;」
スグル「なお、これはあくまで校則に基づく処罰であるため
今のうちに退学を決断するならば罰は免除される」
その言葉に一斉にざわめき始める生徒たち
スグル「さぁ諸君、どうする?」
ニヤリと笑みを浮かべる彼をジンペイ達は睨みつけことしか出来ない
そんな中、1人の生徒がざわめく生徒たちをかき分け、スグルの前で立ち止まった
ラント「豪万蛇会長」
ラントだ
スグル「……なんだ」
ラント「はっきり言わせていただくが、あなたのやり方は下品だ!」
下品という言葉にスグルの片眉がピクリと動く
スグル「この私に下品と言ったか?
ならばそれ相応の覚悟はあるのだろうな」
今度はジンペイもラントの横に並び、「おい!」とスグルを見上げて声をかけた
ジンペイ「傲慢人間ゴウマンダー!
中等部を潰したいのなら、俺と1対1で勝負しろ!!」
スグル「……何?」
唐突な決闘の申し込みにスグルは怪訝に片眉をあげる
ジンペイ「もし俺が勝ったら中等部から手を引いてもらう!」
あとライム!」
お次にライムを指差すジンペイ
ライム「!」
ジンペイ「Aを生徒会に入れるのもやめてもらうからな!!」
ライム「……ふ〜ん」
ジンペイの言葉に対し何も言わず、少し面白そうに鼻で笑った
スグル「確かに、1対1の真剣勝負なら品位を損なうことなく
お前たちを処理することが出来るな……
よし、いいだろう」
一方のスグルもふむと考え込み、自分にデメリットがないと考えた上で
ジンペイの決闘に承諾した
ジンペイ「よし、やってやるぜ!!」
ライム「……あ、その前に」
ライムは懐に手を入れる
ゴソゴソと手を動かし、懐から出てきたのは緑のヨーヨーの形をしたもの
ライムは「よっ、」と小さく掛け声をかけてA目掛けて投げつけた
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めっちゃ話の途中ですが、話数がいっぱいになったので、続編行きます!!!!
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