47話 ページ49
＿＿翌朝＿＿
フブキ「上品にしていれば罰は受けずにすむはず！」
ジンペイ「上品なものを身に着けて」
コマ「一日上品に過ごそう♪」
フブキはオシャレな日傘、ジンペイは(謎に)ヒゲ、コマは大きなシルクハット
そしてマタロウは蝶ネクタイを着けて朝の学校を登校していた
空を飛ぶ小鳥に向かってジンペイが「小鳥さん、おはよう」と挨拶する
マタロウ「あれ？Aさんは何もしないの？」
何も上品なものを身につけてないAに疑問を持つマタロウ
貴方「だって、高等部の勝手な決めつけだけで上品な格好したくないから……
怒られるのは百も承知だけど、でも勝手なルールに従うよりかはマシかなって、」
ジンペイ「えらい！！えらいぞA！！」
ジンペイはヒゲをペイッと捨て、Aに抱きついた
貴方「わっ！//」
マタロウ「ジンペイくん、Aさんのこととなると変わり身すごい激しいよね……;」
と、その時
前の方から「なんだその格好は！？」と怒鳴り声が聞こえてきた
貴方/ジンペイ「「？」」
気になって校舎の玄関口の方を見れば、生徒の長蛇の列が出来上がっていた
どうやら身だしなみチェックをしている模様
「全生徒の身だしなみ、風紀一斉チェックを行う！」
「「「えぇええええっ！？」」」
そして早速チェックされていくA達だが
「髪の色、アウト！」
ジンペイ/コマ「「えぇっ！？」」
「巻き髪、パーマ、アウト！」
フブキ「クセっ毛なのに〜！！」
バシバシダメ出しされていく
さらには
マタロウ「きゃっ！//」
ズルッとズボンを下ろされケロぴパンツが露わに←
「プリント付きパンツ、アウト」←
マタロウ「ズボンの中まで〜！///」
次はAの番だが、流石に女子生徒の服の中まで見るという野蛮な事はせず
Aだけ、チェックを回避する事となった
ジンペイ「いいなぁ〜Aだけズリぃ〜！！」
貴方「こればっかりはどうしようもないから……
ごめんね、皆なんか私だけ……」
コマ「そんな事ないよ！！」
マタロウ「そうだよ！というかAさんが僕みたいな事されなくて良かったよ！！」
フブキ「そんな事したら、私のロケットランチャーが火を噴くわよ」
ジンペイ「あぁ俺も絶対ぶっ飛ばす」
マタロウのフォローにジンペイとフブキがマジの顔で
ランチャーと拳を構え始めたので、全員で止めた←←←
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