46話 ページ48
_エトランゼ_
夜の出来事
スグル「フン、中等部にもこんな品のあるレストランがあろうとは
ヤツらにはもったいないな」
スグルおよび高等部生徒会の一員は
中等部の高級レストラン『エトランゼ』で上品に食事していた
「中等部のヤツら、早くも学園が嫌になっているようです」
「事実上の総退学も近そうですね」
他生徒会のヤツらも口角を上げて正面に座ってるスグルに言う
……その時、1人の男子生徒がステーキの欠片を皿からこぼした
生徒はスグルの目を盗み見、こっそりとこぼした欠片を口に入れる
スグル「………」
しかし、スグルはそれを見逃さない
ギロリと鋭い眼光で睨まれ、男子生徒は慌てて言いわけを並べた
「ちっ、違うんです!これは、私が祖母から教わった『3秒ルール』というものでして………」
スグル「『3秒ルール』か……」
スグルはゆっくりと男子生徒の席まで歩み寄り、真後ろで足を止める
__次の瞬間、男子生徒が座っているイスの脚を蹴り、男子生徒を床に転げ落とした
「ッ……!;」
スグル「ひとーつ、ふたーつ、」
痛みにうめいていると謎のカウントダウンを始める
スグル「__みっつ………3秒経った
ソイツはもう
高等部管理官が2名やってき、男子生徒の両脇を掴んで連行する
「お助けを……!お助けをッ……!お助けを!!」
必死に助けを乞う男子生徒の声を受け止める者は誰1人としていなかった
スグル「品位に欠ける者はこの学園に必要ないのだよ」
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