36話 ページ38
ジンペイ「は？」
貴方「……え……？」
コマ/マタロウ「「えぇっ！？」」
そんなのまるで罰とはいえないじゃないか
Aの怒った表情に高等部生は尋ねる
「何か問題でも？」
貴方「ありまくりですよ……！どうしていきなり高等部の生徒会なんかに！？」
「これは芦矢ライム副会長の命令だ」
Aにしか聞こえない声で衝撃の発言を落とした
貴方「えっ！？それって……」
どういうこと、という前に謎の優雅なヴァイオリンの音色がどこかから聞こえ
途中まで出かかった言葉を飲み込んだ
扉が開き、大きな帽子を被った優雅な女性が入ってくる
「ごめんあそばせ？」
コマ「えっ！？;」
マタロウ「誰！？;」
テーブルクロスが敷かれ、その上に超豪華な高級食べ物がずらりと並ぶ
執事と思われし人物がジンペイの前にカップを置く
「こちら、極上のハーブティーでございます」
ジンペイ「えっ？;」
「お口に合うかしら？」
促されるようにして言われ、慌ててハーブティーに口をつけるジンペイ
マタロウ「じっ、ジンペイくん！おしっこがしたいんじゃ……！;」
マタロウの言葉も虚しく全部飲み切ってしまう(何でだ)
ほぅ、と息をついたところでブルブルブルッと身震い
ジンペイ「……ッ漏れそう……！///」
「おかわりをどうぞ」
そういってハーブティーを注ぐ執事さん
わざとやっているのだろうか、音を立てながら注ぐため、余計に尿意が大きくなっていく
ジンペイ「そんなっ……じょばじょば音立てないで……！！」
プルプルと悶えながら言うも、執事さんは華麗にスルーし
追い討ちをかけていくかのように注ぎまくる
ジンペイ「じょばじょばやめてェ！！」
それでも注ぐてを止めない
1つ、2つ、3つ、4つと立て続けにコップに紅茶を淹れまくる
ジンペイ「ッ……〜〜〜ｯｯジョバジョバぁぁ………！！！」←
いよいよ我慢が限界を迎えようとしているジンペイ
次の瞬間、チャイムが鳴った
この音にジンペイは救われたことだろう……
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