31話 ページ32
ラント「どういう意味…」
シルフィ「あ、おい!サクヤ!!」
ラントが質問をしようとしていた時、シルフィの声が響く
その方を向くとサクヤがものスゴイ勢いで駆けて来るところだった
サクヤは勢いをそのままにライムに抱き着く
ライム「うぇ!!?」
あまりの勢いに、流石のライムも変な声を上げる
サクヤ「わ〜い!ライムお疲れ〜!!凄いね〜凄かった!!
カッコよかったよ〜!!」
足をライムの体に巻き付け全体重を掛けながら、ライムの肩に顔をうずめているサクヤ
ライム「はぁ…分かったから……サクヤ離れて
暑い、重い、苦しい」
サクヤ「あ〜ごめん…でも、凄かった〜!」
渋々といった様子でライムから離れるサクヤだが
ライムの手を掴んだまま「凄い凄い!!」と言いながらその場で飛び跳ねる
ライム「まぁ、取り敢えず敵を倒したんだから
安心しなよ、ね?」
ラントに向かって再び笑みを向けるライム
ラントはサクヤの登場で毒気が抜かれたのか、質問する事は無かった
チアキ「これで本当に宇宙人を完全撃退し、学園の危機も去ったというわけだよね」
貴方「そうだね!」
ジンペイ「さ〜て!みんなでお祝いに美味いモンでも食いに行こうぜ!」
みんなで和気あいあいとしているその時
突如、謎の地響きがみんなの耳に届いた
何事だ、と不思議に思っていると、今度は地面の芝生が開き
なんと、装甲車が4台出てきた
よく見ると側面に『Y-KTB』と書かれいる装甲車たちは
キレイに横に並びAたちの目の前で止まった
ジンペイ「なんだ?!」
ラント「これは一体……;」
いきなりの物騒な登場に困惑する一同
6人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ