20話 ページ21
ノズチカ「高等部が実在してたとはな」
チアキ「話には聞いてたけど、高等部がどこにあるのかも分からなかったし」
コマ「高等部の存在は、危うく都市伝説化する寸前だったよね」
みんなが色々言い合っている、その時
ドオオオォォォン!!という鈍い音とともに校舎が揺れた
「「「「!?」」」」
コマ「なに!?;」
突然の揺れにAが転びそうになり、ジンペイが受け止めようとするが
ライム&サクヤ「「危ない!」」
紙一重でライムとサクヤに先を越された
ジンペイ「あっ!」
ライム「平気?」
サクヤ「ダイジョブそ?」
貴方「うん…ありがとう……;」
ライムに右腕を、サクヤに左腕を掴まれ、転ぶ事を免れたAは2人に礼をする
ジンペイ「クッソ…!」
コマたちが窓の外を見れば、グラウンドや森から黒い煙がたっているのが見える
どうやら爆発が起こったのはそこらしい
どうしていきなり爆発したのか?
その答えはすぐに導き出される
グラウンドのど真ん中に真っ赤な体を持ったネコらしき怪物が降り立つ
?「ギッギッギ……」
この奇妙な笑い方には既視感がある
?「やぁ〜っと身体も大きくなって自由に動けるようににゃったニャ
ちょっと遊んでやるぜ……♪」
そう言うなり、ネコ型の怪物__通称ミューゼは
ニンマリと口角を上げ「ばぁーんっ!」と赤いエネルギー光線で校舎を破壊し始めた
ジンペイ「なんだあれ!?;」
チアキ「あれは……っまさか……;」
ミューゼ「ギッギッギッギ……♪
いっぺんに壊すのはもったいない
ここから少しずつ狙い撃ちにしていくぜ……!」
愉快そうに声をあげ、「ひと〜つ!」と言って
指鉄砲のように指から赤いエネルギー光線を放てば近くの建物が吹き飛ぶ
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