【ハイキュー】誰かあいつを止めてくれ

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高校生になって初めての夏休みは終わり

今日から新学期です！！！



『莉華あぁぁぁ！！！』

「Aあぁぁぁ！！！！」



教室に入ってすぐ、莉華と熱いハグをしていると



「ねぇ、夏休み終わったのに
なんでそんな暑苦しいの」



振り向けばドアの所に

私らの事を邪魔だとでも言わんばかりの顔をした

すなりんが立っていた



『やぁすなりん！
相変わらずのチベットスナギツネ顔だね！！』

「は？？？」

『すみませんごめんなさい
せっかくのイケメンが台無しですよ角名さん』

「Aの敬語ってそんなきしょいんや」

「思った」

『ちょいちょいちょい』



この3人のノリも久しぶり過ぎる



「Aは久しぶり〜！やけど、角名はそんなやな」

「まぁ同じ室内競技だしね」

『体育館組じゃん』



男バレのすなりんと女バスの莉華は

夏休み中でもよく遭遇してたらしい



ちなみに弓道部の道場はちょっと離れた位置にあり

入口も死角に当たりそうな場所だから

全然みんなとは遭遇しなかったというわけ









そんな感じで久々の授業をグダグダと過ごし

昼休憩になった



イツメンとご飯食べたいな〜と考えていた時

放送が鳴った



［呼び出しの連絡です。

2年3組浅羽卯月、尾白アラン
1年1組鼎弥生
1年2組宮侑
1年4組城咲A、綿谷ハル

至急職員室まで来てください。繰り返します＿＿＿］



「あんたなんかやったん？」

『なんもしてない！！と、言い切りたい』

「そこは自信持って言い切ってや」



弁当袋を片手に呆れ顔の莉華が声をかけてくる



本当に自信を持って言えないの悔しい

でも、うちのハルちゃんだって呼ばれてるから

やらかしではない



「ハルは？なんかやったん？」

「うーちゃんとやよちゃん…









この前の隠蔽出来てなかったんかなぁ…」









やらかしではないと思いたいですね、はい





そんなハルちゃんとなんかしたっけ〜と話していると



「A！なんかやらかした！？」



と侑が教室に飛び込んできた



『今めっちゃ考えてる…というか何のメンツ？？』

「全然分からへん…
アランくんとかおるし大丈夫なんちゃう？」

『やっぱ大丈夫だよねぇ』

「取り敢えず、職員室行こか〜」

『じゃあ、すなりんたちばいびー』

「しょうがないから骨は拾ってあげるよ」

「誰が死ぬねん！！！」

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