【ハイキュー】誰かあいつを止めてくれ

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侑side



＿＿昼休み

角名を誘ったのに、断られた

だから、どんな奴と食っとるんかな

って思って、4組を覗いてみた



角名の横には、めちゃくちゃ可愛い子がおった



｢あの子かわいい、角名と話しとる子｣



気付いたら、声に出しとった



｢ほんまや｣

｢俺らには一緒に食べれんって言うたのに自分は可愛い子と食べるとかありなん！？｣

｢うるさ…｣

｢なんやと！？｣

｢これは部活の時に根掘り葉掘り聞かないかんな｣



サムや銀もあの子に興味があるみたいやった




＿＿部活の時間

｢角名！！！！
今日俺らと一緒にご飯食べれんって言うたのに自分はかわいい子と食べるとかありなん？！
てかあの子誰？！めっちゃ可愛いな！もしかして…彼女？｣

｢ストップストップ、落ち着きなよ｣

｢落ち着いてられるか！｣

｢せやけどほんまにあの子誰なん？めっちゃ可愛かったやんな｣

｢あーあの子は城咲A。俺の彼女でもないし、ただの友達｣

｢高嶺の花って感じでそこだけ空気違うたよな｣

｢ほんまにそれな｣





城咲Aちゃんか…ほんまに可愛かったなあ

またいつか話せるとええな




なんて柄にもあらへんこと考えとった









待って、それでほんまに話せるとかあるん？？

俺らの前でちょこんと気まずそうに座る城咲さん可愛い



｢·····角名、説明頼む｣



銀ナイス！



「なんかこの子の友達が都合合わなくて一緒に昼ごはん食べれなくなったから
　一緒に食べようってなった感じ」

『し、城咲、Aです。よろしくお願いします』



待って友達さんナイスすぎん！？



「まぁバレー分かるっぽいし、話は合うと思うよ」

「城咲さんバレー分かるんか！？俺は宮侑！！セッターやっとる！！」



あないに可愛うてバレー分かるとかやばい！

もうなんかタイプすぎる！

バレーやるんかな？そないに身長高ないしリベロ？



銀とサムが続けて自己紹介をする時も一所懸命聞いとる城咲さん

てかミドルブロッカーしとるとか意外すぎる

そのほっそい手足で大丈夫なん？折れへん？？



「え、そうなの？バレー出来るの？」

『一応だけどね』

「へぇ初耳」

「いや、仲良いんと違うん！？」

『そんな言う程』
「そこまで」

「なんでやねん！！！」



そうして話しとったらわかること沢山あった

意外とおもろいことよう言う子やったこと

生まれも育ちもここやけど、あんま関西弁は話さんこと




城咲さんの第一印象は最高やった

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