氷帝に転校してきた少女は仮面を被っていました。 (ページ6)

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4.忍足侑士の心情ページ6

忍足side

俺はいつも通りテニス部の朝練を終えて、教室の窓から空を見上げていた。

今日の夜ご飯なんやろうな？とくだらない事を考えていると、成瀬先生が入ってきた。

成瀬「はい、席につけ。今からHRを始める、とその前に転校生を紹介する、蓮見入っていいぞ。」

ぼっーとしていた頭が覚醒する。

転校生！？そんなん聞いてないで！成瀬生生、そういうのは前から伝えるもんやで！！と頭の中で騒いでいると、

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

蘭「こんにちは、蓮見蘭です。この学園についてまだ何も知らないので教えてくれると嬉しいです。よろしくお願いします。ﾆｺｯ」

1人の生徒が入ってきた。
入ってきた生徒は蓮紫色の艶のある髪を靡かせて、透き通るような綺麗な声で挨拶をした。

生徒達もその外見や花が咲いたような笑顔にしばらく固まっていながらすぐに大きな拍手をした。

なんや、お前ら、適応すんの早いわ。

俺は、その間ずっと俺は彼女の"瞳"を見ていた。
髪よりも深く綺麗な紫色、でもどこかくすんでいる気がした。

＿＿＿＿＿

生徒が質問タイムをすることを提案した。

まぁみんな蓮見さんに色々聞きたいんやろうな、
今までにないタイプの人のように見えるし。

まぁ、俺には関係ないと無視しておくと1人の生徒が、

生徒C「じゃあ最後！部活何入るの？」

その質問に俺は急いで蓮見？さんの方を見る。
テニス部に入るとか言うんかな、あんまりマネージャーとか女子にやらせたくないんやけど。男子テニス部は顔狙いで来る女子生徒が多いしな。

蘭「私は、書道部に入るよ。字を書くのが好きだからねﾆｺｯ」

その答えに俺は蓮見さんには申し訳ないけど少し安心した。どんな人かまだ分からんしな。

その後も質問タイムはチャイムギリギリまで続いた。

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忍足は少なからず驚いていた。

その理由は、今日転校してきた蓮見さんが、勉強、運動、全てが完璧だったからだ。
忍足はいやどこぞの俺様か、とも思ったが心の底では普通にすごいなと思っていた。

蓮見さんは初日にもかかわらず、その外見と性格、頭の良さなどから他クラスからも注目を浴びていた。

本人は気づいていないようだが、移動教室などは特に見られていた。これは本人も大変そうやなと思いつつ、帰りのHRも終わったため、テニスコートに向かおうとすると同じテニス部でダブルスパートナーの向日にあった。

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文字数足りない！

ギリギリなので、次回に移行します！！