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「ハローワールド、こんにちは世界」

半年前、200年ぶりに再びこの世に来た僕とルートヴィッヒ…言いにくいね、ルー君でいいや…は大きなカプセルの前に座っていた

まず最初に目に入ったのは僕たちに話しかけた男の人じゃなくて…男の人と一緒にいた、青磁色の髪をした人

緑なんて珍しい髪の色だなぁ…

僕もピンクっていうあり得ない色だったから少し親近感がわいた

名前はAって言うらしい

凄く顔も声も綺麗だし、音楽のセンスも溢れ出ている…

一瞬でそう感じた


『…じゃあ私は残っていろいろ足止めしてます』

「…よろしく頼むよ

じゃあベト、モツ、行こうか」

…え?Aを置いてっちゃうの?

Aは何で行かないの?

それで本当に良いの…?


Aの綺麗な蒼い眼を見つめる

そして

「君も行こうよ

ここにいてもつまらないんでしょ?大変なんでしょ?」

そんなに頭は良い方じゃなかったけど、それくらいは分かるよ

そう言ってAの綺麗な蒼い眼を見つめる

「…アハハハ!

君達は本当に面白いね!

よし!四人で逃げよう!」

そして、僕達はAと響君の手を引いて、"隠れ家"へと走った


1週間後

平凡で楽しい1週間に、突然終わりが訪れた

Aがいなくなってしまった

ルー君が何か知ってそうだったけど、何となく聞けなかった

ずっと自分を責めてるみたいで話しかけづらかったっていうのもあるし、僕自身、ショックで声が出なかった

それに、Aがいなくなった1時間前の記憶がほとんど無い

響君が必死に空気を和ませようとしてくれるけど、効果はない

響君も何か知ってそう…



さっきまで一緒にいたのに急に姿を消したA

まだショックが残ってるっていうのに、その1週間後、今度は響君がいなくなった

何か手書きの地図を残して

捨てられたのか

一瞬そう思ったけど、そうでないことを信じて部屋に置かれてた服に着替え、地図にある、"音羽館"へ向かった


それから約半年

たくさんの仲間が出来て楽しいけど、ここにAが加わったらもっと楽しいだろうな、ってずっと思ってた

また…幸せな日常が戻ることを信じて

僕は君に会いに行く

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にいか - ヒュアメル マイネ ムジーク!  今更ごめんなさい (11月14日 1時) (レス) id: ecef28fcbd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - yukirinさん» ありがとうございます!頑張ります! (2017年10月10日 7時) (レス) id: 2a72e67ce6 (このIDを非表示/違反報告)
yukirin - 私、この小説大好きです。続きたのしみにしています。受験がんばってください (2017年9月30日 14時) (レス) id: 44b59c9a51 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ユキナさん» ありがとうございます!受験も更新も頑張ります (2017年5月28日 22時) (レス) id: c71a6dc039 (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ - 受験生何ですか!?はわわわ!頑張ってくださいね!私は来年受験生に不本意ですがなります…大変ですよね。私、受験も更新も応援します!特に受験!1度きりだからです!頑張ってくださいね! (2017年5月28日 19時) (レス) id: 0f45599fe0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年4月8日 15時

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