3話 ページ4
Aside
その後も、ゆあんに手を引っ張られながら桃花学園へと向かった。
向かう途中、なんと、私には新たなる”2人"のお友達が出来ました!
1人は桃色の髪色で、ショートにサイドを結んである『のあ』ちゃん。
もう1人は栗色の髪色で、ミディアムの『えと』ちゃん。
ゆあんはと言うと、「また後でな。」と、別れてしまった。
きっと、友達がいたのだろう。
なので、私はついさっき友達になったのあちゃん、えとちゃんと共にいる。
「あ!ありましたよ。あそこに張り出されてます」
ビシッ、と効果音のつくほどの素早さで、人差し指で向こうの方を指差したのあちゃん。
のあちゃんの指を辿っていくと、そこはこれでもかと言うくらい混雑していた。
きっとクラス分けの紙が張り出されているのだろう。
私は苦虫を噛み潰したような顔をし、
「うげぇ〜。あそこにいくの?人多すぎだよぉ〜」
と、駄々を捏ねている私。その隣でえとちゃんも
「そうだね。みんなと逸れたら元も子もないし、此処で少し待とうか」
と、私達に微笑んだ。すごいお姉さん感。いや、お母さん感かな?
そんなことをぼんやりと考えていれば、人混みから黒髪の赤いメッシュの子___ゆあんが此方に向かってきているのに気づいた。
私は思わず、
「あれ?ゆあん、どうしたの?」
のあちゃんとえとちゃんはさっき私達が一緒にいたのは確認済みだが、2人がどんな関係なのか気になっているのか、私やゆあんに目を往来させながら見ていた。
「A。もう自分のクラス確認した?」
首をコテン、と傾けてゆあんは今か今かと私が何組なのかを待っていた。
「ごめん。まだ私達見てきてないんだ」
そう眉を八の字にしながら微笑んだ私は、2人を見た。
それに気づき、2人も可愛らしい頷きをした。
その言葉にゆあんは怪訝な顔で、
「え?なんで?」
と、私に問いかけた。だが、私は迷わず人混みを指差し
「だって、人多いじゃん」
少し怒り気味でいえばゆあんはフッと笑い、
「そっか。なら良かった。」
…良かっただって?
私は疑問だらけで開いた口が閉じなかった。
のあちゃん達も、頭の上にクエスチョンマークを浮かべていた。
その光景がなんとも可笑しかったのか、またフフッと笑ったゆあんは口角を上げながら、
「丁度Aの名前が載ってたから、見てみたんだよ」
すいません、、!文字数上次にいかせていただきます、、、。
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ぽんず。(プロフ) - あいみ_creeperさん» ありがとうございます…!あいみ様もテストが…私はやっと今日終わり、もうくたくたです…笑これからも楽しい話を作れる様、頑張ります。(`・ω・´) (2022年1月12日 15時) (レス) id: da5bb3b1c9 (このIDを非表示/違反報告)
あいみ_creeper - いつも楽しく読ませていただいています!初コメです、失礼します…。僕もそのぐらいにテストが…。了解です一緒に頑張りましょう!(?)次の更新楽しみにしてます、長文失礼しましたー。 (2022年1月10日 22時) (レス) @page26 id: bd73cbb4e1 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず。(プロフ) - MIZUNOKAMISAさん» みんな大好きシヴァさんです。(`・ω・´)先輩って感じがしますよね!同じ気持ちで嬉しいです。(*´ー`*) (2022年1月6日 14時) (レス) id: da5bb3b1c9 (このIDを非表示/違反報告)
MIZUNOKAMISA(プロフ) - ついにシヴァさんが出てきた!!なんか先輩って感じでとってもいい✨!! (2022年1月5日 22時) (レス) @page22 id: ea686645bc (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず。(プロフ) - ななせ。さん» て、天才なんて、、、勿体ないお言葉です…。( ˙-˙ )最高…尊い…?私今ならご飯10杯いけちゃいますよ?!ななせ。様の楽しみの一つになり、とても嬉しいです。(*´꒳`*) (2022年1月2日 6時) (レス) id: da5bb3b1c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽんず。 | 作成日時:2021年12月19日 19時