9話 ページ11
「質問です!Aさんは具体的に、じゃぱぱ先輩のどの様なところが好きなのですか?!」
のあは左手をマイクを持つ形にし、Aの口の前に持ってきた。
「だから!まだ好きとか分かんないの!後そんな大きな声で言わないで」
顔を赤く染めながら周りをチラチラ見たA。
のあの声が周りに聞こえていないかが主旨だったが、実はじゃぱぱの事も探していた。
それに気づいている2人は目で、
《可愛いね…》
《可愛いですね…》
と、コミュニケーションを取り合っていた。
「あ、!」
見つけた、と言おうとしたが、何だかコソコソと人を見つけたことが良くないと思ったAは、それ以上は言わなかった。
ジロジロと見ていると気づかれてしまうので、罪悪感が有りながらも、
チラチラと見ていた。
Aは、沢山人がいてもわかる程、彼の事を見つけてしまう自分に気恥ずかしい気持ちを持った。
「あ。いたじゃんじゃぱぱ先輩。ほら、喋りかけておいで」
えとはAの背中を、じゃぱぱのいる方向に軽く押した。
「む、無理だよ!まだ喋った事もないのに!」
Aは、踏み出した足を一歩戻して、定位置に戻ってしまった。
「はぁー。駄目ですよ、A。恋はもっとガツン!と行かないと」
拳を前に突き出し、真剣な眼差しで此方を見たのあ。
「だ、だって、急にのこのこと現れて「あなたの事が好きです。」なんて変だよ、、」
すると、のあとえとは顔を見合わせ、
「まぁ、何だろうスキンシップだよ」
「えとの言う通り。挨拶から、初めてみるんですよ!」
2人の助言に、浮き腰だったAもようやく『恋のスキンシップ』と言うものを理解し始めた。
「私、明日から喋ってみる…ありがとう、2人とも…!」
何かに気付けたAを見て、2人は安堵した表情を浮かべた。
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恋って難しいんですね、、、。
書いてる自分もよく分かってなかった…。
恋に不器用な子を書いてみたかったので、話のテンポはとても遅いですが、どうぞ気ままに見て下さるととても嬉しいです。m(_ _)m
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ぽんず。(プロフ) - あいみ_creeperさん» ありがとうございます…!あいみ様もテストが…私はやっと今日終わり、もうくたくたです…笑これからも楽しい話を作れる様、頑張ります。(`・ω・´) (2022年1月12日 15時) (レス) id: da5bb3b1c9 (このIDを非表示/違反報告)
あいみ_creeper - いつも楽しく読ませていただいています!初コメです、失礼します…。僕もそのぐらいにテストが…。了解です一緒に頑張りましょう!(?)次の更新楽しみにしてます、長文失礼しましたー。 (2022年1月10日 22時) (レス) @page26 id: bd73cbb4e1 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず。(プロフ) - MIZUNOKAMISAさん» みんな大好きシヴァさんです。(`・ω・´)先輩って感じがしますよね!同じ気持ちで嬉しいです。(*´ー`*) (2022年1月6日 14時) (レス) id: da5bb3b1c9 (このIDを非表示/違反報告)
MIZUNOKAMISA(プロフ) - ついにシヴァさんが出てきた!!なんか先輩って感じでとってもいい✨!! (2022年1月5日 22時) (レス) @page22 id: ea686645bc (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず。(プロフ) - ななせ。さん» て、天才なんて、、、勿体ないお言葉です…。( ˙-˙ )最高…尊い…?私今ならご飯10杯いけちゃいますよ?!ななせ。様の楽しみの一つになり、とても嬉しいです。(*´꒳`*) (2022年1月2日 6時) (レス) id: da5bb3b1c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽんず。 | 作成日時:2021年12月19日 19時