なんだか ページ11
ハニ오빠と付き合ってから5ヶ月と長い月日が流れた
ハニ오빠はとっくのとうに大学へ行き私は高校三年生に差し掛かっていた
「まだかな」
ところが今日は久しぶりのデートの日
何故かまだ来ないハニ오빠
最近2人とも忙しくて全然会えてなかったし
楽しみにしてたのに…
ｶﾄｸｯ
「ん？ハニ오빠だ！」
ジョンハン【ごめんレポートがあって行けなくなった】
まただ。最近レポートなどが忙しいらしい
たしかに忙しいけどさ、電話なんて全くしないし会話する回数も減ってきてる気がする
でもハニ오빠も忙しいんだ！！
そう思いながらも家に帰る
「はぁ。暇だな」
「あ、間違えた」
携帯をいじっていたら間違えて写真アプリを開いてしまった
そしたら今までの写真ばっか出てきて懐かしくなってきた
「ハニ오빠可愛いな」
「ハニ오빠の事故画じゃん！」
ハニ오빠との写真を楽しんでいたら
「あ、……ジフン……」
まだジフナとの写真は消してなかった
消せなかったに近いけど
今ジフナとはあんま喋っていないし
しかも最近女の子と仲がいいらしい
なんか気に食わなかったけど今はハニ오빠が1番だもん！！
「うわ、なつ」
どれも見る度に懐かしいものだらけ
「ん？動画だ」
一つだけ気になった動画があった。見たことも無いぬいぐるみが写っている動画だ
再生をしてみると
ジフン「グナ…見えてるかな？ㅋㅋ」
まだジフンが冷たくないの時のだ
ジフン「グナには伝えないといけないことがあって、もしかしたら俺ね」
ジフン「作曲家とか作詞家になれるかもしれない」
衝撃の言葉だった
この動画の内容は作曲家などになるにつれ忙しくてグナと一緒にいれる時間がなくなってしまいそうで怖い
という心配したジフナの声だった
ジフン「もし俺が冷たい態度しちゃったらグナは別れずに支えてくれる？」
ジフン「俺もグナを支えるよ。なんか不満があったら言って？俺たち恋人じゃん？///」
という言葉で動画は終わっていた
気づくと目には涙が溢れていた
私はなんにも支えてあげられなかった。ごめんね
ごめんねジフナ
私はひたすらに心の中で謝り続けた
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作者名：ぽむ子 | 作成日時：2021年11月8日 10時
