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『わっわっ！ごごごごめん!!
フジ布巾ある!?場所教えて、私拭いてるから2人は勉強してて！』
「バカ、こっちまで水来てる!!
良いから早く布巾持ってこい！」
「A、俺持ってくるから！スカート濡れてんじゃん
まず自分のことどうにかして！」
そう言ってフジはバタバタと布巾を取りに行ってしまった
やらかした…
フジの家に対する申し訳なさと、せっかく勉強していたキヨとフジに対する申し訳なさで、
穴があったら入りたくなった
「…教科書濡れてるし
あー、Aティッシュ持ってる？」
『あ、うん…
ごめん…ほんとマジで』
「なんかお前ならやりそうだなーと思ったし、
別にいいよ」
『なにそれ…フォローにもなってない』
キヨは｢ははは｣と笑いながら教科書を拭いていたが、
ふとこちらを見た
「スカート濡れてんじゃん
さっきフジに言われてたけど拭かねえの？」
『あ…忘れてた』
「お前ほんとトラブルメーカーだな」
『うっさい』
常用のミニタオルでスカートの濡れた部分を拭きながら、私はふと思い出したことを言った
『そういえばキヨが眼鏡って新鮮だね』
「そうか？いっつも授業中掛けてるけど」
『そうなの？私真後ろだから見えないもん』
「あー、そうだった
中3から着けてたけど」
『そうなの!?全然知らなかった
…それ度強い？』
「…そこそこ？」
『私掛けてみたい！』
「え、Aが眼鏡って想像できねえんだけど｣
『貸してみ』
「はい」
『…どう？うわっ全然見えない
度強すぎ』
「おー…
…結構似合ってんじゃね」
『…え
キヨが私のこと初めて褒めた』
「うっせ」
そこで会話が切れた
部屋に沈黙が走った時
「布巾持ってきたよ！」
フジがバタバタと戻ってきた
フジは持ってきた布巾でテーブルをサッと拭いて、
床に零れた所もしっかり拭いて、部屋はすぐに元通りとなった
『ほんっとにごめんね…』
「いいよ、Aはやりかねないと思ったし」
『フジもキヨと同じこと言う…!!』
「そうなの？
…というかAその眼鏡何？」
『…へっ、あっ、これキヨの！
ありがとね、キヨ』
「え、お、おう」
フジに指摘された瞬間、何故だかものすごく恥ずかしくなって
慌ててキヨに眼鏡を返した
外した直後の視界は、ぐにゃりと歪んでいた
＿＿＿
星に色が着いてました！
ありがとうございます！
閲覧数も今日急に100越えて、何があったって感じですが嬉しいです！
更新頑張ります٩( 'ω' )و
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クロミミ(プロフ) - ばりこあさん» コメント失礼します！とっても面白くて続きがすごく気になります！もう続きを書く気がないのであればしょうがないとは思うのですが、出来れば続きを読みたいです！更新頑張っていただけると嬉しいです！ (2019年1月4日 19時) (
レス) id: 25617d98ae (このIDを非表示/違反報告)
タサヌキ(プロフ) - とてもおもしろいです！ (2018年12月15日 17時) (レス) id: 20b20dc080 (このIDを非表示/違反報告)
ばりこあ(プロフ) - Ritaさん» コメントありがとうございます！フジも置いてみました笑 これからどんどん話が拗れていくのでいっぱいドキドキしてください( *^艸^) (2018年8月6日 23時) (レス) id: 6f07478e9f (このIDを非表示/違反報告)
Rita(プロフ) - コメント失礼します…！キヨだけかと思っていたらまさかのフジで、心臓破裂しそうです・・・。こんなドキドキする小説初めてです！続き、いつでも待ってます！ (2018年8月6日 22時) (レス) id: 952a5abe4c (このIDを非表示/違反報告)
ばりこあ(プロフ) - ろんどんさん» コメントありがとうございます！めっちゃ励みになります頑張りますね(*^o^*) (2018年8月6日 15時) (レス) id: 6f07478e9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばりこあ | 作成日時：2018年7月21日 23時
