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緑谷said
“ドゴーン！！！”
一瞬にして大きな怪物を角を生やした女の子は倒した。
そして大声で
「デンジィィィィ！！！！！見たか！わしが先にやっつけた！わしの勝ちじゃ！！！！」
血まみれの体で、腸みたいなグニョグニョしたものの上で悪魔のように笑いながら叫んでいた。
なぜか誇らしげに、賭けに勝った時の人を見下すように。
そう空に向かって女の子は叫んだ。
“ドッカーン！！！！”
すると入り口とは反対の壁が突き抜けた。
「うるせーパワー。テメェ、ズルしただろがよぉ」
そう言いながらチェンソーを頭に引っ付けている悪魔がきた。
「ふん！ズルでは無い！うぬが遅いのが悪いんじゃ！」
「あ“！？テメェが、においで、どっちかが悪魔見つけたらよーいドン！って言うまでダメっつたんだろ！！！こんなんノーカンだ！ノーカン！！！」
「何！？うぬがわしを信じたのが悪いんじゃ！わしは悪くない！！！」
「あれれー？？？悪魔は嘘をつかないんじゃなかったけなぁー？？」
「これは嘘ではない！嘘じゃないのじゃぁぁぁ！！！」
“ゴンッ”
わけのわからない言い合いをしてる2人にいきなり知らない人がゲンコツをくらわせていた。
「痛ってー！！なんなんだよ早パイ！！」
「本当だアキ！！わしを殴るなんてうぬはどうかしておる！！！！」
「あぁ！？お前らな悪魔倒したら連絡するのがルールだろぉが！！！！何勝手に競って喧嘩してんだ！！人様に迷惑かけんじゃねぇって言ってんだろ！！！！！！！！」
『まぁまぁアキくん。デンジもパワーもバカだからしょうがないじゃん？多めに見てあげよーよ。』
懐かしい声を聞いた。
久しぶりに聞いた幼馴染の声。
そっけないけどいつもいじめられていた僕を助けてくれた優しい幼馴染。
あまり笑わなかった幼馴染。
何も語らなかった幼馴染。
いきなり消えてしまった幼馴染。
そんな彼女が今僕の知らない3人と笑いながら話している。
※1話を大幅に変更しました。
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咲良 - (งД)งｳｵｰ!!物語の世界に引き込まれる感じ、最高です！！ (2023年1月2日 1時) (
レス) @page24 id: 44e7e63b77 (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭 - すごい面白い!! これからも頑張ってくださーい (2022年12月7日 22時) (レス) @page19 id: cf67288c4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Pokoo | 作成日時：2022年11月4日 17時
