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緑谷side
Aちゃんが連れてきた赤い角の女の子と、好青年もデビルハンターであり、さっきまでB組に今回のことを話していたみたい。
そして、さっきAちゃんが話していた魔人というのが赤い角の女の子なのだそうだ。
確かに、人間とは少し違った。
喋り方とか、オーラとかそういうのが。
個性保持者の中には角が生えてる子もいるから気をつけるようにとも言われた。
確かに、うちのクラスには芦戸さんがいるし、B組にもいた。
『はい。以上です。基本的にはうちら4人がこの学校の護衛をするけど、たまに、違う人が来たりするのでその時はよろしくお願いします。それではまた明日。』
そう言って彼女達は帰っていた。
「Aちゃん。ミルティー飲む？」
『お前のそういう腹黒いところ超嫌い。』
「じゃあ。誰かのんでいいよー」
と、生ぬるいミルクティーを置いて。
結局飲み物は粗末にしちゃいけないみたいな感じになり、相澤先生がもらってマイク先生に上げていた。
その後マイク先生は腹痛になったとかないとか。
「なぁ、デクくん。」
「どうしたの。麗日さん。」
「さっき爆豪くんが"俺たち"って椎名さんに言ってたやん？それって、デクくんも入っとるん？」
「あ、あれね。えっと…」
「はっ、言えやそんくらい。どうせあいつのことは聞かれるはずだったんだからな。」
「でも、かっちゃんのほうが！」
「うるせぇ！クソナード！でもも、クソもねぇんだよ。あいつは前の椎名Aじゃねぇ。」
「っつ、………わかったよ。僕が話す。」
それから彼女についてみんなに話した。
僕達が幼馴染だったこと、いきなり僕達から消えてしまったこと。
彼女は元はあんな性格じゃなかったこと。
彼女がデビルハンターということすら知らなかったこと。
そして、
「彼女の個性は…ゲホッゲホッゲホッ…ガハッえ、」
「きゃー！！！」
彼女の個性の話をしたらいきなり喉がしまった。
喉が焼けるように痛くて、口を押さえたらベッタリと血がついていた。
“ヒュッ”
死の予感さえした。
「緑谷！/デクくん！」
「ガハッ、かっちゃん。ゴホッ、Aちゃんの個性がゲホッ、言えない…。」
「チッ、あいつ何しやがったんだよ。クソが。」
「ねぇ、なんであの女の個性は話しちゃいけねぇんだ？ーーさんよ。」
「彼女は特別だからだよ。悪魔から愛された人間だから。」
「ふーん。俺も好きになれるかな？」
「きっと、君も好きになれるよ。」
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咲良 - (งД)งｳｵｰ!!物語の世界に引き込まれる感じ、最高です！！ (2023年1月2日 1時) (
レス) @page24 id: 44e7e63b77 (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭 - すごい面白い!! これからも頑張ってくださーい (2022年12月7日 22時) (レス) @page19 id: cf67288c4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Pokoo | 作成日時：2022年11月4日 17時
