【アミ】 ページ50
入ってきた先生はやっぱり三学年のバジル先生だった。自己紹介も済ませて、ライム先輩の方を振り返ると、急いで帰り支度をしていた。
もう少し聞きたかったなぁ、と思いつつも、止めるのは色々と迷惑だろう。
バジル先生にライム先輩の事を聞かれて、私は手っ取り早くこれまでのあらすじを語った。
…と、突然バジル先生のフシギバナが凄い音を立て、怒りを露わにしていた。
「――ほおずき！ 何してるんだ！」
「……ゥウゥ……ッ！」
どうしたんだろう、ほおずきちゃん。
フシギバナはそんなに怒りっぽい性格じゃないのに…
バジル先生にもよく分からないらしい。
そんな事してる間に、ライム先輩はそそくさと帰ってしまった。うーん、また会えたら良いなぁ…
…って、私も帰らないと！ポケトレクラブ始動計画、部屋を飾り付け、荷物引き取り、ウンタラカンタラ…
「さようなら！また明日！」
「はい、また明日ね」
体育館から飛び出したけど、ふと立ち止まり、踵をかえす。
「あ！ バジル先生！」
「はい？」
「私、部活作ろうと思ってるんです！ ポケモンバトルを極めるための『ポケトレクラブ』！ もしよかったら見に来てください！」
身振り手振りを添えて、言いたい事だけ言うと今度こそ体育館から文字通り飛び出した私。
ポケトレクラブ始動に向けて、本気で頑張って行かなきゃ！
えーっと、寮は確か校舎の真東…だよね。
急げ！全力疾走！
クラブのメンバーはどうしようかな…
レイ君とか良いかも！バトル強かったし！
他にも、バトルが強くてポケモンが大好きな人…は、山程いすぎるか…ポケモンが大好きなんて、学園関係者全員みたいなもんだよね…
ま、いっか！ビビッと来た人と活動していけば良いんだよ！
すっごくワクワクしてきた！アローラで冒険してた時も凄く楽しかったけど、これからの学園生活はきっと何倍も何十倍も楽しいんだろうな！
「頑張りましょうね、皆！」
鞄の中に話しかける。６つのボールはそれに答えるかのように揺れた。
学園の人達も、仲間も、ポケモンも、私も…“私達”の冒険は、今始まるんだ！
──────────────
〜入学式編〜END
〜To be continued〜
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ヒメアミ(プロフ) - 宣言通り長時間滞在、本当にすみません！入学式編完結しました！次は体育祭編の予定です！そして続編の始めで主催者から皆さんにお伝えしたいことがあります。すぐに続編作りますので、しばらくお待ちください！パスワードは変わりません！ (2020年8月6日 17時) (
レス) id: 773d896b8c (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ(プロフ) - 更新します！…途中で色々あるかもなので、長時間居座るかもしれません…本当に申し訳ないです…m(_ _)m (2020年8月6日 13時) (レス) id: 773d896b8c (このIDを非表示/違反報告)
元素(プロフ) - 更新しました！ (2020年8月6日 12時) (レス) id: 35622e45c8 (このIDを非表示/違反報告)
元素(プロフ) - 更新します！ (2020年8月6日 12時) (レス) id: 35622e45c8 (このIDを非表示/違反報告)
紅月@aile(プロフ) - 更新しました！次の方お願いします！ (2020年8月6日 8時) (レス) id: 62a5f394e4 (このIDを非表示/違反報告)
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