棲みつくもの(リコSIDE) ページ7
「ﾊﾟｧｱｺﾞｫｵｵｵ」
荒れ果てた森が元に戻り、野生のポケモン達も
帰ってきたことで一安心していた私達。
そんな時、急にペンダントが輝き出したかと思えば
ポケモンのような姿に変わっていき
その場にいた全員が驚きの声を上げた。
さらに
ﾊﾟｧｱｱｱｱｱ
ﾘｺ「え！？」
ヒロキの身体から、あの光が放たれる。
ﾘｺ「ヒロキっ」
ﾛｲ「この光って、、、」
ﾌﾘｰ「この間のと同じ、、、」
私含め、みんなが不思議な現象に驚いてる間にも
その光はヒロキの全身に張り付くような形で輝きを留め
ヒロキは瞑っていた目をゆっくりひらく。
ﾘｺ「ヒロキ、、っ！」
光が収まり、私はヒロキに駆け寄ろうとしたが、途中で止まった。
・・この雰囲気・・違う・・・
ﾘｺ「、、あなた、、誰？」
「「「！！！？？？」」」
ﾛｲ「リコ！？どうしたの？どっからどう見てもヒロキじゃ、、、」
ﾘｺ「ううん。私はヒロキと13年一緒に過ごしてきたから分かるよ」
・・あの時はレックウザの攻撃で
気づけなかったけど、今なら分かる。
今、目の前にいるのが本物のヒロキじゃないってこと・・・
〔、、流石は双子の姉妹、、といったところでしょうか〕
「「「！！！！！」」」
・・この凛とした声・・間違いない・・・
〔その者の言う通り、私は数年前から
この者の身体に棲みついている者です〕
ﾌﾘｰ「棲みついてるって、、お前は一体何者なんだ？」
〔、、今のあなた達に私の正体を明かすには
まだキーが足りなさすぎる〕
ﾛｲ「キー？」
〔ええ。ですが、名は教えておきましょう。
そのほうがこの者と区別しやすいでしょうから。
“リリアン”、、それが今の私の名前です〕
ﾘｺ「リリアン、、あなたはどうして
ヒロキの身体に、、、？」
ﾘﾘ〔、、すみません。今はそれを話せるほど時間がありません〕
ﾛｲ「ど、どういうこと？」
〔今、私がこの者の借りて出てきたのは
オリーヴァに力を貸すため〕
リリアンはそう言いながらオリーヴァに近づく。
〔お久しぶりです、オリーヴァ〕
「ｳﾞｧｧｱｱｱｱｱ」
〔ええ。長きにわたり、止まっていた時が動き出した今
あなたが認めた者達になら、、、〕
ﾊﾟｧｱｱｱｱ
ﾘｺ「！、、ブレスレットが、、、」
リリアンがオリーヴァの前で両手を組むと
腕のブレスレットが輝き出し
オリーヴァの頭上に光り輝く球体が現れた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 45人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
綾瀬尋姫(プロフ) - 愛っちさん» イラスト見ました〜愛っちさんらしい妹ちゃんですね(*´▽｀*)フォッコとメェークルも激カワです(o^∀^o)描いてくださってありがとうございます❗ (4月25日 20時) (
レス) id: d2e47236c5 (このIDを非表示/違反報告)
愛っち(プロフ) - 私の《ポケモンのイラスト集》で…この作品の主人公ちゃんのイラストを描いてみました‼️是非、見てください✨✨ これからも更新を楽しみにしてます。 (4月25日 17時) (レス) id: d531dd11f3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：綾瀬 | 作成日時：2024年4月23日 21時
