未来の選択肢 ページ12
ﾌﾘｰ「！、、これは、、、」
ﾙｯｶ「ふふっ凄いでしょう？
私も中身を見た時は驚いたわ。
端から見れば、子どもの浅はかな考え。
でも、あの子は一つのことを
研究し始めるととことん追求していき
それが幼いながらに
大人顔負けの研究結果を生み出す。
きっとトラウマさえなかったら、あの子は間違いなく
ポケモンバトルの才を伸ばしていたでしょうね」
ﾌﾘｰ「ええ。こんなポケモンのタイプや、様々なバトルスタイルを
研究した上での戦術パターンや作戦をここまで、、、
しかも実践なく、自分の思考で構築するなんて大したものです」
ﾙｯｶ「だから、ヒロキも旅に出ると聞いた時
あなたにこれを預けておこうと思ったのよ」
ﾌﾘｰ「どうして、、、」
ルッカ先生の言葉に、俺は首を傾げる。
ﾙｯｶ「旅に出るからと言って、あの子のポケモンバトルに対する
恐怖心がそう簡単に消えるとは思っていないけれど
いつかそれが必要になる時が来るかもしれないと思ってね」
ﾌﾘｰ「ルッカ先生、、、」
ﾙｯｶ「さぁ。そろそろ帰るわ」
ﾌﾘｰ「会わないんですか？娘さん達には」
ﾙｯｶ「、、2人からペンダントとブレスレットを
預かるつもりだったけど
この先どうするかはあの子達に任せましょう」
ﾌﾘｰ「ヒロキとリコに決めさせると？」
ﾙｯｶ「今会えば、親としてあれこれ言ってしまうから。
どの未来を進むか、あの子達に選ばせてあげたいの。
──────それが私の教育方針」
・・自分で選ぶ未来・・か・・・
ﾌﾘｰ「ﾌｯ、、学校の先生らしいな」
ﾙｯｶ「君にもそう教えたはずでしょ？」
ﾌﾘｰ「あ、、、」
「ﾋﾟｰｶﾁｭ」
ﾌﾘｰ「そうだったな」
ﾙｯｶ「君がそばにいるなら
ヒロキもリコも安心ね。いってらっしゃい」
ルッカ先生はそう言って、その場から去って行く。
・・全く・・変わらないな、あの人は。
ﾌﾘｰ「さーて。俺達も船に帰るとするか、キャップ」
「ﾋﾟｰｶｯﾁｭ！」
ルッカ先生の背中を見送った後で
俺もキャップと一緒にブレイブアサギ号へ足を進めた。
フリードSIDE 終
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 45人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
綾瀬尋姫(プロフ) - 愛っちさん» イラスト見ました〜愛っちさんらしい妹ちゃんですね(*´▽｀*)フォッコとメェークルも激カワです(o^∀^o)描いてくださってありがとうございます❗ (4月25日 20時) (
レス) id: d2e47236c5 (このIDを非表示/違反報告)
愛っち(プロフ) - 私の《ポケモンのイラスト集》で…この作品の主人公ちゃんのイラストを描いてみました‼️是非、見てください✨✨ これからも更新を楽しみにしてます。 (4月25日 17時) (レス) id: d531dd11f3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：綾瀬 | 作成日時：2024年4月23日 21時
