使い古されたノート ページ11
ﾌﾘｰ「ガラルの、、古城、、、？」
ﾙｯｶ「母はぶらりと旅をして回る人だから
きっと今はそこに身を置いているのかもしれないわね」
ﾌﾘｰ「なるほど」
ﾙｯｶ「そうだ、フリード君。あなたにこれを預けておくわ」
ルッカ先生はそう言って、数冊のノートを俺に渡した。
・・なんだ？随分使い古されたノートだな・・・
ﾌﾘｰ「これは？」
ﾙｯｶ「それは、ヒロキが幼い頃に
書き溜めていたポケモンバトル研究ノートよ」
ﾌﾘｰ「バトル？ヒロキはバトルが苦手なはずじゃ、、、」
ﾙｯｶ「ええ。けど、元々ヒロキは
ポケモンバトルが大好きだったのよ」
ﾌﾘｰ「え！？」
ﾙｯｶ「いつもテレビでチャンピオンリーグの中継や
ポケモンバトルの番組を見ては
あの子なりに研究して、そのノートに書き記していたの」
あのヒロキが・・・
ﾌﾘｰ「でも、どうして今はバトルが苦手に？」
ﾙｯｶ「情けない話、今のあの子が、どうしてポケモンバトルに対して
恐怖を抱いて苦手としているのかは、親である私達にも分からない」
俺の質問に、ルッカ先生はそう言って首を横に振る。
ﾙｯｶ「ある日突然、偶然見かけた
トレーナー同士のポケモンバトルを見て
怖いと泣き出してしまって、、、」
ﾌﾘｰ「、、何かポケモンバトルが怖いと思うようになった
出来事やきっかけがあったとか、、？」
ﾙｯｶ「きっかけ、、そういえば、昔、家族旅行で
ホウエン地方に行った時
あの子、森で半日以上も迷子になったことがあったわ。
それで、ようやく見つかった時、身なりがボロボロだったのよね」
ﾌﾘｰ「迷子か、、野生のポケモンに襲われて
逃げてるうちに傷ついた？」
ﾙｯｶ「そう思って聞いてみたんだけど、覚えていないみたいで、、、
でも、今思えば、あの日以降からポケモンバトルの話題に
触れることが少なくなって、一時期は
ポケモンに触れることさえも怖がっていたのよ」
ﾌﾘｰ「、、そうなんですか、、、」
・・バトルに対するトラウマ。
たまにそういうトレーナーがいることは噂程度に耳にしていたが
バトルノートまで作るほど大好きだった
ポケモンバトルを怖がるまでのトラウマがアイツに・・・
俺はそう思いながら、預かったバトルノートを開いた。
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綾瀬尋姫(プロフ) - 愛っちさん» イラスト見ました〜愛っちさんらしい妹ちゃんですね(*´▽｀*)フォッコとメェークルも激カワです(o^∀^o)描いてくださってありがとうございます❗ (4月25日 20時) (
レス) id: d2e47236c5 (このIDを非表示/違反報告)
愛っち(プロフ) - 私の《ポケモンのイラスト集》で…この作品の主人公ちゃんのイラストを描いてみました‼️是非、見てください✨✨ これからも更新を楽しみにしてます。 (4月25日 17時) (レス) id: d531dd11f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾瀬 | 作成日時：2024年4月23日 21時
