"閉じ込められる" ページ6
こんにちは、Aです。私は現在、ファミリーの王宮の狭い倉庫に、コラさんと閉じ込められています。
なぜこんな事になったかって？
ロー君とベビーと隠れ鬼
↓
ロー君が鬼 ベビーとコラさんは違う部屋に逃げる
↓
私は倉庫に隠れる
↓
逃げてきたコラさんが入ってくるなり倉庫のドアノブを外して壊す
↓
閉じ込められる
「…ドアノブが外れるとか奇跡的だね」
コ「本当にごめん。」
コラさんはただでさえ体が大きいのに、倉庫があまりにも小さなせいで身動きが取れない状態。
私もコラさんにくっつくしかない。恥ずかしいけれど、ロー君が来るまで待つしかない。
「もしロー君が来なかったら、ずーっと閉じ込められたままになっちゃうね」
コ「いや、大丈夫だ。俺が極限まで腹が減ったらドアを壊して開けるから」
「今は無理なの？」
コ「だって、さっきクッキー食べたし」←
そんな可愛らしい事を言うコラさん。呑気にここで待機していても気まずいだけなので、私は頑張ってドアを開けようとしてみた。
が、頑丈なドアはびくともせず。
私はため息をついた。暗いし、コラさんの脚の間にいるという事実が何よりも恥ずかしい。
コ「A、もしここから出られなかったらどうする？」
「どうするって、きっといずれかは出れるよ。ロー君やベビーが助けに来てくれると思うし」
コ「でも王宮に部屋は何千とある。俺らが餓死するまで時間の問題だな…」
「そんな簡単に餓死はしないから！それにコラさん、お腹減ったらドアを壊してくれるんでしょ！？」
コ「あァ。でも、ローやベビー５が来るまでは二人っきりだな」
暗闇で、陽気なコラさんの声。近くにいるせいで吐息さえも当たり、心臓が大変な事に。
すると、私が少し怖くなって震えているのに気づいたのか、不意に大きな手が背中に当たって引き寄せられる。
これは…この体の固い感覚は…コラさんの筋肉…！？←
「コラさん……近い！///」
コ「怖いか？」
「別に怖くなんか…」
コ「分かるか？俺の心臓の音が…Aが触れてるせいで、心拍数が上がってるんだ。ローが、好きな人に触れたら心拍数が上がるって教えてくれたんだ」
「…ん！？////」
そのセリフの後になにか、柔らかいものが唇に当たって、私ももう限界になってきていたけれど、その時、私は何かに気づいた。
(で、で、でんでん虫…！？)
(あれ？あ、俺、何かあった時のために小型でんでん虫をいつも持ち歩いてるんだ！)
(コラさん…)
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まあ - いいね！！ (2020年4月29日 10時) (
レス) id: 132557e7f9 (このIDを非表示/違反報告)
りり - ロー変態の方がいい！ (2017年3月26日 17時) (レス) id: 8328bf08b1 (このIDを非表示/違反報告)
夜咲(プロフ) - 面白すぎる！コラさん愛が止むことは一生なさそうだ。ローは変態でも大好き！てか変態の方が好きかも！いつでも待ってます！ (2016年10月13日 22時) (レス) id: dd11e046d9 (このIDを非表示/違反報告)
光里(プロフ) - 今日まだ更新しますか？？ (2015年12月29日 18時) (レス) id: 95128ff280 (このIDを非表示/違反報告)
ろんろん(プロフ) - もしよければ、リクエストなどください！ (2015年12月29日 14時) (レス) id: 898ffaa5f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろんろん | 作成日時：2015年7月20日 14時
