"映画" ページ35
夜、コラさんとソファでくつろいでいた時。
「コラさん、今日は土曜日でしょ？明日任務がないなら映画でも見る？」
「あァそれいいな。見よう」
で始まり、私達は映画を見始めたんだけど、どうにもその映画はベッドシーンが多い。
私は座って見ていたけど、恥ずかしくって顔を下げてしまう。
「……A？」
「な 何？どうしたの？」
「ずーっと俯いてたからどうしたのかなって思っただけだ。"こういうシーン"、嫌いか？」
「べ 別に嫌いとか…じゃないけど……///」
「単に恥ずかしいんだろ」
「……はい。そうです。」
コラさんは態勢を整えると、なぜか急に私を引き寄せた。なので私は前を向くしかない。
早く終わって欲しいこのシーン。
「こ、コラさん…あの、私、お水を」
「逃げるなよ？」
上からコラさんが私を見ていた。その目つきがなんともドＳに見えてならない。
「折角二人っきりになれたんだから」
彼の腕の中に収められて、私は逃げ場がなくなってしまった。どうしようかと考えるも、考えつくものがない。
すると、いきなりコラさんが耳を甘噛みしてきた。
「なっ何を……！///」
耳が特に弱い事実を知っているのか、攻めてくるコラさん。思わず声も出てしまう。
映画を見ていたんじゃないの？
「すまねェ、A…」
「何が？」
「ベッドシーンずっと見てたら、ムラムラしてきちまったんだ。しばらく我慢してくれ」
「はっ…？え？」
我慢しろと言われても。
コラさんは思うままに耳と首元を攻めてくる。その内コラさんは、私を上にしたままソファに寝転がった。
「俺ら、あいつらと同じ事をしてるな」
「コラさんの目的はこれだったんでしょ」
「図星」
ニヤッと笑う彼は、確かに映画の俳優さんに似ていて、彼らは同じような事を行っている。
頭を掴まれたから、キスで呼吸が浅くなっても容赦ないコラさん。
「映画、…もう消しちゃう？」
「いや、あいつらと同じ手順でやればいい」
「同じ手順って…！///」
「今夜は寝れないな」
結局映画見なかった。
(Aもコラさんもソファで何してんだよ！？もう朝だぞ！？)
(朝なんだ、気付かなかった)
(ちょっといろいろ)
(何してたんだ！？)
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まあ - いいね！！ (2020年4月29日 10時) (
レス) id: 132557e7f9 (このIDを非表示/違反報告)
りり - ロー変態の方がいい！ (2017年3月26日 17時) (レス) id: 8328bf08b1 (このIDを非表示/違反報告)
夜咲(プロフ) - 面白すぎる！コラさん愛が止むことは一生なさそうだ。ローは変態でも大好き！てか変態の方が好きかも！いつでも待ってます！ (2016年10月13日 22時) (レス) id: dd11e046d9 (このIDを非表示/違反報告)
光里(プロフ) - 今日まだ更新しますか？？ (2015年12月29日 18時) (レス) id: 95128ff280 (このIDを非表示/違反報告)
ろんろん(プロフ) - もしよければ、リクエストなどください！ (2015年12月29日 14時) (レス) id: 898ffaa5f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろんろん | 作成日時：2015年7月20日 14時
