7.冗談 ページ7
洗濯物を干している間にアンジーさんは他の仕事をやりに行った。結構すごい量だし重たいので時間がかかりそうだ。
「……ん？」
バルコニーのチェアに誰か座っている。見た所、幼い子供の様だ。大きなリボンをつけてニコニコしながら私を見ている。
「おねーさん可愛い！ここっておばさんメイドしかいないんだから、やんなっちゃうわよねー！」
「…あ ありがとう」
「おねーさんは恋人とかいるのー？だったら誰？あたしはもう好きな人が5人くらいできちゃってー、最低10万は貸しちゃってるのよねー。若様に怒られちゃう！」
「………は、はぁ」
なんてませた子なんだろう。
あの歳だったら今頃、私は畑いじりでもしてたかな…。
「ベビー５、おねーさんは今仕事中だぞ」
「コラさん！」
「コラさん、居たんですか？」
「アンジーが居なさそうだったから様子を見に来たんだ。見つかると仕事しろって怒鳴るもんだからよー…」
「アンジーさんって、コラさんに厳しいんですね。二人は仲がいいんですか」
「Aにはそう見えるのか？」
「冗談ですよ」
コラさんはまた歯を見せて笑った。彼の笑顔を見ると、私もたまらず笑顔になってしまう。
「おねーさん、コラさんと仲良いのね！コラさんはいつもお仕事で忙しそうなのにおねーさんと一緒にいるし」
「ん？まぁな、命の恩人だから」
「おねーさんとコラさんは付き合ってるの？」
「！」
その言葉にコラさんも私もフリーズ。なんだか気まずい空気を払うごとく、私は慌てながらこう言った。
「こっコラさんとは付き合ってないよ〜！それに、コラさんみたいなカッコいい人はきっと、彼女がいるだろうし！」
「そーう？二人って仲が良いからそうかなぁと思っただけなんだけど〜」
「いや、Aは俺なんかじゃない方がいいだろうしなっ？俺はドジだし物壊すし転ぶし」
そんな事を口走るコラさんの耳が少しだけ赤かったのは気のせいかな。
私も多分赤くなってたと思う。
「おい。何してんだコラソン。」
そしてそんな空気はアンジーさんによって崩された。赤から青に変わっていくコラさんの顔。
「ご愁傷様です」
「おいぃぃぃA！お願いだから見捨てないでくれぇぇぇ(泣)」
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じ . - とっても素敵でした！どこ見てもコラさんやっぱカッコイイwワンピースとは話が変わりますが……もしかして主さんって｢魔法使いの嫁｣って知ってます？？ (2017年8月27日 1時) (
レス) id: 1ab992247e (このIDを非表示/違反報告)
さきみょる - コラさんが、めっさ格好いいです。一話一話に、胸がドキドキしました。 (2015年10月12日 15時) (レス) id: 603c545878 (このIDを非表示/違反報告)
たき - コラさんがとてもかっこよくて、この作品大好きになりました！ (2015年9月20日 3時) (レス) id: 5a704e8ead (このIDを非表示/違反報告)
ろんろん(プロフ) - *。°涙猫° 。*さん» 夏休み…私も運動してない…どうしよう！ww作品をどう終わらせるか考え中ですw (2015年8月31日 20時) (レス) id: 898ffaa5f1 (このIDを非表示/違反報告)
ろんろん(プロフ) - 寝子♪さん» 楽しんでもらえて良かったです♪この作品が初めて作った物なので…マーク、理解しました！w (2015年8月31日 20時) (レス) id: 898ffaa5f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろんろん | 作成日時：2015年4月20日 2時
