35.ストーク ページ35
イザヤ君はとても優しかった。私はそこのカフェにあるケーキが大好きで、エリーちゃんといつも一緒に食べていた。
ロー君は食べずに、なぜかイザヤ君を睨んでいる。
「Aお姉さん！聞いて、聞いて！」
「ん？どうしたの？」
「Aお姉さん、イザヤお兄ちゃんと結婚してほしいの！そしたらお姉さんは私のお姉さんになってくれるでしょ？」
「えっ…と(汗)」
「え、エリー！言うなって！///」
相当慌てた様子のイザヤ君は真っ赤になりながらも、チラチラと私の様子を伺っている。まさかそんな風に見られていたなんて。
すると、ロー君が、
「お前らそんな簡単にAが釣れると思ってるのか。残念だがAにはコラさんがいるからな、付き合うのも無理だ」
「えーーー？それ誰？」
「コラさんはAを誰よりも愛してるんだからな！おい、イヤザ！」
「イザヤね」
「なんでもいい、Aはもうとっくに付き合ってるんだ！残念だったな(笑)」
と、ロー君は嘲笑する。
「ロー君やめて！そんな事を言ったら…！」
「Aさん…貴方はもう、付き合ってる人がいたんですね…」
「…ま、まぁ、はい」
「それは残念です。せっかく、この写真も、この写真も、Aさんのコレクションも、集まってきたところだったのに…」
「！？」
イザヤ君はおもむろに写真を出し、それらをテーブルの上に置いた。それは盗撮と見られるようなものであった。
「こ、こんな写真なんかいつ…！？」
「え？知らなかったんですか？wwずっとずっとずっと貴方を撮っていたのに…！」
「…ッ！」
私は怖くなって、でもロー君はいち早く私の手を引いて走り出した。振り向かずとも、イザヤ君の視線が背に当たる。
「あいつ…頭おかしい！」
「もう近づかないようにしなきゃ…」
その日の夜も、誰かに見られているような気がして怖くて、眠れなかった。
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じ . - とっても素敵でした！どこ見てもコラさんやっぱカッコイイwワンピースとは話が変わりますが……もしかして主さんって｢魔法使いの嫁｣って知ってます？？ (2017年8月27日 1時) (
レス) id: 1ab992247e (このIDを非表示/違反報告)
さきみょる - コラさんが、めっさ格好いいです。一話一話に、胸がドキドキしました。 (2015年10月12日 15時) (レス) id: 603c545878 (このIDを非表示/違反報告)
たき - コラさんがとてもかっこよくて、この作品大好きになりました！ (2015年9月20日 3時) (レス) id: 5a704e8ead (このIDを非表示/違反報告)
ろんろん(プロフ) - *。°涙猫° 。*さん» 夏休み…私も運動してない…どうしよう！ww作品をどう終わらせるか考え中ですw (2015年8月31日 20時) (レス) id: 898ffaa5f1 (このIDを非表示/違反報告)
ろんろん(プロフ) - 寝子♪さん» 楽しんでもらえて良かったです♪この作品が初めて作った物なので…マーク、理解しました！w (2015年8月31日 20時) (レス) id: 898ffaa5f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろんろん | 作成日時：2015年4月20日 2時
