34.分からない ページ34
「こんにちは！」
「あーっ！Aお姉さん！…と、目つきの悪い子！その子、だあれ？弟さん？」
「いや、この子はただの…」
「Aさん！来てくださったんですね！」
カフェの奥からは、寝癖が凄いイザヤ君が顔を出した。パンを焼いていたのか、顔に小麦粉がついている。
「今日は特別な日になりそうだ。Aさん、どこでも好きなところに…あれ？君は」
「ローっていうんです。少し人見知りなので…ほらロー君、挨拶は？」
「……」
気まずい。
イザヤ君はそれでもニコニコしながら、私達にパンを出してくれた。それも、全て安くしてもらい、なんだか申し訳なかった。
「ロー君、ここのカフェのパン美味しいでしょ？」
「まぁまぁ…だな」
このカフェは大体パンを出しているけれど、ケーキなどのスイーツもあるらしい。
メニューを見るだけ見ていると、イザヤ君がやって来た。
「えっと、Aさん、パンの方は？」
「とっても美味しいです！どうやったらこんなに美味しく出来上がるんですか？」
「まぁそれは、いろいろ秘密があって。僕の両親はもういないんですが、父親は町一番のパン屋だったんですよ」
「へぇー…だからイザヤ君も？」
「はい！Aさんの喜ぶ顔が見れて光栄です！///」
と、照れるイザヤ君。彼はなんだか、誰かに似ている気がする。誰だろう…？
「おい、A」
「ん？なあにロー君？」
「あのイザヤってやつ、絶対Aの事が好きだろ。早めに離れといた方がいいと思う」
「離れるって、ダメだよ！そんな風に決めつけちゃ！彼はお父さんの意思を継いでる立派な…」
「はいはい分かったから。あいつに夢中になってコラさんの事忘れるなよ」
「……？」
ロー君はムスッとしている。それは何故だか私には分からなかった。
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じ . - とっても素敵でした！どこ見てもコラさんやっぱカッコイイwワンピースとは話が変わりますが……もしかして主さんって｢魔法使いの嫁｣って知ってます？？ (2017年8月27日 1時) (
レス) id: 1ab992247e (このIDを非表示/違反報告)
さきみょる - コラさんが、めっさ格好いいです。一話一話に、胸がドキドキしました。 (2015年10月12日 15時) (レス) id: 603c545878 (このIDを非表示/違反報告)
たき - コラさんがとてもかっこよくて、この作品大好きになりました！ (2015年9月20日 3時) (レス) id: 5a704e8ead (このIDを非表示/違反報告)
ろんろん(プロフ) - *。°涙猫° 。*さん» 夏休み…私も運動してない…どうしよう！ww作品をどう終わらせるか考え中ですw (2015年8月31日 20時) (レス) id: 898ffaa5f1 (このIDを非表示/違反報告)
ろんろん(プロフ) - 寝子♪さん» 楽しんでもらえて良かったです♪この作品が初めて作った物なので…マーク、理解しました！w (2015年8月31日 20時) (レス) id: 898ffaa5f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろんろん | 作成日時：2015年4月20日 2時
