18.心配と不安 ページ18
朝になったらしく、私は目を覚ました。体を起こそうとしたのに腰が痛い。
ロシーは隣で…あれ？起きてる。
「お、おはよう、ロシー」
「おはようA。ごめんな、昨日は少し…痛かったか？俺も大分腰が痛いから」
「そうなんだ、私も」
朝方のロシーはいつも色っぽく見える。上半身は裸でいろんな傷があり、少し悲しくなった。彼は過去の事をあまり言わなかった。
もっといろいろ教えてくれればいいのに。
「…大丈夫だったんだよね、昨日？」
「何が？」
「いや、その、…分かるでしょ、あれ」
「あァ、心配するな。出してないから…っていうか覚えてないのか」
「うん、早めに寝ちゃってたのかも！」
するとロシーは私の隣に座って、少しかがみながら長くキスをした。ロシーのキスはいつも優しくて心地いい。
これが好きな人とキスするって事なのかな。キスなんて一生出来ないと思ってた。相手がロシーで本当に良かった。
「A、俺はお前が好きだ」
「…私も、ロシーが好きよ？」
「だから不安なんだ…たまに見る夢が本当になるんじゃないかって。お前が消えていくんだ。どこか、俺の知らない場所へ」
「……」
すごく悲しそうな顔をしたロシー。不安に満ちた目は私をジッと見つめて、震えた大きな手が私の頬を包んだ。
「今まで、こんな風に誰かを好きになった事なんて一度もなかった。思ってなかった。だから分からねェんだ、Aが俺の側にいて嬉しいのかなんて_____」
「嬉しいに決まってるでしょ！？そうじゃないと私は貴方の側にはいないわ！
それに、…ずっと側にいるから、ね？」
「……そうだといいな」
まるで子供みたいな彼を抱きしめてあげると、自分の不安感を消すようにロシーも私を強く抱きしめ返した。
彼は、私が離れないように抱きしめた。
・
「A、どうしたんだい？腰痛？」
「あ、アンジーさ…じゃなくてアンジー、そうっぽいの。でも能力なら使えるから…」
「もしかしてあんた、昨夜コラソンとお楽しみだったのかい？若いねぇ」
「っ……！////」
「大丈夫大丈夫！別に悪い事じゃないんだから気にしないの、男女はやるものだから！」
アンジーには全てお見通しだったらしい。私は危うく、動かしていた途中の花瓶を落とすところだった。
「で、どうだった？あたしにその事を詳しく教えてくれたっていいんだよ？((ニヤニヤ
「やめてくださいよ……！///」
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じ . - とっても素敵でした！どこ見てもコラさんやっぱカッコイイwワンピースとは話が変わりますが……もしかして主さんって｢魔法使いの嫁｣って知ってます？？ (2017年8月27日 1時) (
レス) id: 1ab992247e (このIDを非表示/違反報告)
さきみょる - コラさんが、めっさ格好いいです。一話一話に、胸がドキドキしました。 (2015年10月12日 15時) (レス) id: 603c545878 (このIDを非表示/違反報告)
たき - コラさんがとてもかっこよくて、この作品大好きになりました！ (2015年9月20日 3時) (レス) id: 5a704e8ead (このIDを非表示/違反報告)
ろんろん(プロフ) - *。°涙猫° 。*さん» 夏休み…私も運動してない…どうしよう！ww作品をどう終わらせるか考え中ですw (2015年8月31日 20時) (レス) id: 898ffaa5f1 (このIDを非表示/違反報告)
ろんろん(プロフ) - 寝子♪さん» 楽しんでもらえて良かったです♪この作品が初めて作った物なので…マーク、理解しました！w (2015年8月31日 20時) (レス) id: 898ffaa5f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろんろん | 作成日時：2015年4月20日 2時
