ほんとうのこと

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慎太郎が言った通り、みんなの声と足音が聞こえてきて、ドアが開いた。

樹「あ、きょも！起きたー、よかったー」

�眞蓮屬癲次⊂任辰拭�ライブ中全然そんな素振りなかったじゃんー。気づけなくてごめ
んな！」

『ごめんほんと。みんなありがとう。』

ジェシー「北斗超焦ってたよね？ね？」

北斗「バカお前やめろ、…そりゃ焦るだろ」

ため息混じりに北斗が言う。焦ったんだ。北斗と目が合う。すぐに目をそらされたのでムッとして名前を呼んでみる。

『…北斗』

北斗「…………なに」

『運んでくれたの、北斗だって聞いた。……ありがとう』

北斗「それくらい、全然」

北斗がちょっとだけ微笑んで言った。よかった、お礼言えた。

樹「素直じゃねぇなぁ(笑)」

北斗「るせぇ」

慎太郎「きょも、明日朝早く稽古って言ってたよね？帰って早く寝た方がいいよ」

『うん、そうする』

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