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外を見ると太陽が沈みかけていた
磯貝くん達とわかれ、私はテラス席へと移動する
ちなみにコナンくんはまだいる。コナンくんだけね
『いやー。楽しかった』
降谷「とても楽しそうに話してましたよ」
『中学の同級生ってなんだか高校の同級生よりも落ち着くというか、安心感があるんです
あ、安室さんって彼女いるんですか?』
そう聞くと降谷さんは手に持っていたコップを落としかけた。私、悪くない
降谷「いきなりなんですか」
『気になりまして。コナンくんも気になるよねぇ?』
コナン「僕は別にかな…」
『そっか…コナンくんは蘭姉ちゃんが大好きなんだよね』
そう言うとコナンくんは飲んでいたジュースを吹きかけた。これも私、悪くない
コナン「な、なんのこと!?好きは好きだけど…そういう好きとかじゃないし…
そもそもAお姉ちゃんは彼氏いないの?!」
降谷「そうですよ。人に聞く前に自分にいるかいないかぐらい話してもらわないと」
『そんな真剣な顔をされても、いない決まってるじゃないですか
彼氏を作った所で面倒になるだけです』
コナン「面倒?」
『男って時には面倒な生き物になる。例えば浮気とかね
浮気が発覚して、別れを告げると別れたくないだとか意味わからない返答をしてくる
勝手に裏切っといて別れたくない、まだ好きなんだとか巫山戯てんのかよ!』
降谷「お、落ち着いてください…」
……私としたことが。落ち着こう
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はにゃ? - とても読みやすいです!更新頑張ってください!応援してます! (2023年4月15日 0時) (レス) id: 1a9c7abd60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽてち | 作成日時:2023年4月13日 21時