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「不法侵入だぜ。これもうヴィランだ
ブッ飛ばしていいかな」
「やめろマイク。あることないこと書かれるぞ」
「マスコミなんてほっとけばいいものを…。
それで当の本人様は？」
「さぁな」
3人でマスコミの相手をしていると、警察が高校までやって来た
「今度来る時は事務所通してくださいねー！」
「お前事務所入ってないだろ」
Aは教室に戻る途中、ボロボロに壊れた雄英バリアをチラリと見た
「…全く、何を考えてんだか」
彼女はそう呟いて、歩き始める
翌日。
「無理です」
「だろうな」
清々しい顔で、相澤の頼みをキッパリと断る
隣のA組は今日、ヒーロー基礎学でUSJで授業をする。
昨日のことを踏まえ、Aにも見てもらいたいと相澤が頼みに来た
「オールマイトがいるんでしょう？私がいる必要あります？」
「嫌なのはわかったからオーラしまえ」
「無意識でした」
彼女は自分の周りに張っているオーラをスっと消した
「私だって暇じゃないんですよ
本当なら、この時期はアメリカに放浪してました
それなのに公安ときたら…」
ブツブツと言いながら、「失礼します」と言って、教室に向かった
B組の教室に入る目前、昔から変わることの無い爆発頭の金髪と出会った
「てめェ…」
「げっ。爆豪勝己…」
Aは顔を合わせないように彼を素通りしようとしたら、腕を掴まれた
掴んだ腕を爆豪は自分の方に寄せる。
それにより、二人の顔の距離が近くなる
「…相変わらずお綺麗な顔で…」
「てめェ今まで何してた。連絡の一つもよこさずに」
「いやー放浪しながらヒーローを…痛いっ！痛いです！！かっちゃん！」
「かっちゃん」と、彼女に久しぶりにそう呼ばれた爆豪は掴んでいた手の力を弱くする。
彼女は今だと、掴まれた腕を抜き、B組の教室に走っていた
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作者名：ぽてち | 作成日時：2024年2月28日 18時
