個性「原神」 (ページ26)

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合理的虚偽ぃ？？ページ26

全てのテストが終わった

ぶっちゃけ言うと、めっちゃ長かった。最後の持久走なんて、口の中血の味がしたよ

「んじゃ、パパっと結果発表

トータルは単純に各種目の評点を合計した数だ。口頭で説明すんのは時間の無駄なので一括開示する」

私の順位は…2位だった

1位はヒロインちゃん。……だろうな！

あんだけ現実離れした結果を出してれば1位だよ！何だこの差は！

「ちなみに除籍は嘘な」

へ？

「君らの最大限を引き出す“合理的虚偽”」

「「「はーーー！！！！？？？？」」」

マジで…はぁー！？だよ！！

こっちは除籍されないように頑張ったのに！！

というか、あれ嘘ついてんな。エイプリルフールは1週間前に終わってるよ！

師匠の考えていることは分からない。いや、分かりたくない

この後、一年間のカリキュラムの説明や教材が配られた

初日終了！！

と、思いきや…

「お前、Aだよな？」

なぜ私はイケメンに攻められているんだ？しかもイケメンくんは私の名前を知っている…。どこかで会ったっけ？

『そ、そうですけど…』

「俺のこと覚えてないか？」

『……えーっと…どちらさんで？』

ガチで覚えてない。昔の記憶なんて、とっくにないよ。毎日の刺激が酷すぎて

私が覚えてないとわかると、イケメンくんはしょんぼりした顔をする

……なんかごめん。私が悪いみたいじゃん。いや、ある意味悪いんだろうけど

「轟焦凍だ」

『轟くんね。いい名前だね…』

…って、ちょっと待ってぇ！轟焦凍って…轟って……

エンデヴァーの息子じゃん！！！

めっちゃ似てないけど！！(めっちゃ失礼)