個性「原神」 (ページ17)

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幼なじみはアホ面ページ17

よくさ、転生したらこの世界のキャラが幼なじみになってるっていう話あるじゃん？

それ、私もあるんだけどさ、

その幼なじみがまあーアホなのよ。正直に言っちゃうと。

「頼むよー！Aー！俺を見捨てないで！」

『見捨てるもなにも、何度同じ説明したってわからないやつなんて眼中に無いって』

「酷い！それでも俺の幼なじみか！？」

『うん。これでもあんたの幼なじみ』

私の目の前でアホ面をしている幼なじみ___上鳴電気(男。(女装したら女の私でも負ける女顔))

『自分で決めたんでしょ？雄英ヒーロー科に行くって

だったら頑張りなさいよ』

「わかってるよ！だけど問題が難しいんだよ！」

『まあ、難関校の一つですからね』

「……Aはどこ行くんだ？」

『私？うーん士傑？』

「え……」

『嘘嘘。嘘だよ。だから泣きそうな顔しないで。こっちが泣かしたみたいになるから

電気が頑張って受験勉強するって言うなら雄英かな。もちろんヒーロー科ね』

「ほんとか！？だったら俺頑張る！」

『おー頑張れ頑張れ』

さっきまで泣きべそかいていた人とは思えないほど真面目に勉強をする幼なじみ。

電気に付き合ってたら、もう月明かりが部屋にさしていた。こんな時間まで私は漫画を読んでいたのか…。これ、後で借りよ

「A。泊まってけば？」

『いいの？』

「こんな夜遅くに女子が歩いてちゃ危ないだろうし」

『……

いつからイケメンにキャラチェンジしたの？』

「うるさい！……こっちは心配で言ってんのに…」

『ん？なに？』

「なんでもない。ほら、ご飯食べようぜ」

先に部屋を出ていく電気を追いかけながら、部屋を出た

電気のお母さんが作ったカレー、マジで美味しかった