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夕焼けの草原に来て1週間が経った
ここに来てからというもの、王妃とお出かけしたり、チェカと遊んだり、レオナの抱き枕、ホリデーの宿題
母国に帰らずとも忙しい日々
『あなたは宿題しないんですか』
「宿題なんか休みが明けてからやりぁいいんだよ。ホリデーは休むのが仕事だろ？」
『そうですけど…。』
ゴロゴロと猫のようにベッドに寝そべるレオナを横目に、ホリデー中にやらなければならない宿題を終わらせる
「……お前ドレス持ってるか」
レオナが携帯を見ながら、そう言う
『全部実家にあるので、持ってません』
「そうか」
レオナはベッドから降り、部屋を出ていく。数分すると、家臣を連れたレオナが戻ってくる
「頼んだ」
「かしこまりました」
『何だろう。このデジャブ感は』
家臣に動くなと言われボーッとし始める。気づいたら、綺麗なドレスを着て、髪もセットアップされていた
「行くぞ」
『いや、どこに！？』
手を引かれたまま歩くと、パーティー会場に到着した
『……なんです？これ』
「周りを見ればわかるだろ。パーティーだ、パーティー」
『初めて知ったんですけど』
「あァ。忘れたフリをしてたからな」
レオナの言葉に、Aは大きいため息をついた
「レオナ殿下にA嬢。相変わらず仲がよろしいことで」
「公爵。わざわざ夕焼けの草原まで来て下さりありがとうございます」
『夫人は来てないのですか？』
「えぇ…まぁ…」
『そうですか…。それは残念です』
公爵は「失礼します」と言って、彼らの元から離れた
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作者名：ぽてち | 作成日時：2024年3月3日 12時
