審神者と刀剣男士の娘は巻き込まれ体質② (ページ5)

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第五話ページ5

『なるほど工藤邸の代理管理人ですか』

「はい」

工藤邸の代理管理人沖矢昴

東都大学の大学院に通う男性

「それでこちらにはどのようなご要件で？」

『新一くんにこの本を返しに』

Aは鞄に入っていたコナン・ドイルの本を出した

「それなら僕が返しておきます」

『お願いします』

本を預け、工藤邸を出る

「ふぅ…一体どうなるかと思ったぜ」

Aの姿が無くなると、コナンがそう言った

「凄い汗だね。そんなに彼女が怖いんですか？」

「昴さんはAの事をあまり知らないから、そんな悠長に言えるんだよ

Aを敵にしたらどうなるか…。思い出すだけ身震いしそう」

昔、Aにイタズラして園子と一緒に怒られた。その時蘭を含め、3人してAを敵にしてはいけないと誓った

「お、Aちゃーん。元気？」

『萩原さん…に松田刑事』

「俺はついでかよ」

『二人してめずら…』

何かを察知して、Aは彼らと2歩…いや、5歩ぐらい下がった

「え、俺らなんかした？」

『来ないでください。事件に巻き込まないでください！』

「残念だか事件中だ」

『そ、そんな…』

「Aちゃんって本当に災難ばかりだね」

『私、前世で何したんでしょうね。いくらなんでも事件と遭遇する確率高すぎません？新一くんじゃないのに』

「そんなAちゃんにお兄さんがケーキを奢ってあげよう」

萩原に連れられて、近くの喫茶店に入る

「おい萩！事件の最中だぞ！」

「事情聴取ってことで〜」

『そんなんで警察が務まるんですか』