太宰幹部、好きです ２【文スト】

イイコト ページ6

太宰さんがヤンデレっぽくなります…
そしてなんか地味にオトナな内容です……
ご注意を！

ーーー





太宰side





織田作が出ていった後、またAちゃんと見つめ合う




さぁ、どっちを選ぶ？Aちゃん







『ーーーー治さんに、イイコトされたいです』



｢…うふふ。いい子だねぇ｣







顔を真っ赤にさせた彼女の口から出た言葉は、私が一番待ちわびていたもの



唇の両端が自然と上がる







｢いい子には、ご褒美をあげないと｣






Aちゃんの額にかかっている前髪を分け、接吻を落とす



ﾁｭｯ、というリップ音がやけに響いた







そしてそのままAちゃんを、壊れ物を扱うかのように大事に抱きしめる



彼女の細い腕が、私の背中に回る





血液の流れが徐々に早く、そして体温が上昇していくのを感じる









あぁ…このままどうしようか。Aちゃんをめちゃくちゃにしたい…



私の側から離れないように部屋に閉じ込めて自由を奪う？





それか、ベッドの上で激しく、美しく乱れるAちゃんを堪能するか…








広がる妄想の彼女の顔を考えるだけで、身体がゾクゾクする





更に息が荒くなっていく







『治さん？まさか、酔ってるんですか？』


｢ん…ちょっとね。Aちゃん、このまま私の家に行かない？｣



『行きます！明日休みなので…』





｢へぇ…｣









.



in自宅



髪から滴る水をタオルで拭き取りながら、Aちゃんがいるリビングへ向かう




ソファで寛いでいる彼女の姿は、どこか色気がある






いつもより身体のラインが見えていて、髪もしっとりとしていてなんだか大人っぽい




私は手に持っている道具を隠しながら彼女に近づく







｢ねぇAちゃん｣


『なんですか？っ、ひゃっ』





Aちゃんが振り向いたと同時にソファへ押し倒す




そしてやや艶があるピンクの唇に深い接吻を落としながら、お互いの服の釦を外す







『んんっ…あっ、んっ、』






身体をくねらせるAちゃんの手首を掴み、道具で拘束する





『へ…これって、手枷…？』



｢明日は休みなんだよね？なら、今夜は一層激しくシないとね…？｣

朝→←固まる空気

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す