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聞かなきゃよかった ページ10
貴方side
貴方「ハァ・・・」
先輩の事考えながら歩いていると誰かの話し声が聞こえた
亮介「里緒奈」
小湊先輩!・・・里緒奈?誰だろう・・・
亮介「なんだよ公衆電話にかけてくるなんて」
里緒奈「スマホにかけても出なかったからこっちにかけたの。素振り中だったんだ。なんかごめんね」
亮介「別にいいけど、どうしたの?」
里緒奈「なんか、、、声聞きたくなったの」
亮介「里緒奈・・・」
里緒奈「亮介、、、次はいつ帰ってくるの?」
亮介「分からない」
里緒奈「亮介、、、会いたいよ・・・」
亮介「ごめん。こんな思いさせて」
里緒奈「亮介は悪くないよ。ごめんね。声聞けてよかった」
亮介「うん。元気でな。おやすみ」
・・・『声が聞きたかった』?
・・・『会いたい』?
もしかして、彼女?!
う、嘘・・・
だんだん目に熱いものがたまる。私の中で何かが壊れた
悔しくて悲しくて行き場のない思いを涙にして私は深い眠りについた
聞かなきゃよかった・・・
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作者名:雪月花 | 作成日時:2017年8月19日 18時